無視する能力

  • 2017.03.22 Wednesday
  • 05:52
毎日新聞から:
深谷顧問「都民ファーストは落ちこぼれ」

 自民党東京都連の深谷隆司最高顧問(元通産相)は21日、東京都議選に向けた都連と党本部の合同会合で、小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」が擁立する候補予定者について「自民党の公認を得られない落ちこぼれとか、全く(選挙戦が)やばいという立場の人ばかりだ」と指摘した。出席者が明らかにした。深谷氏はそのうえで「堅実に頑張った人たちに勝つわけがない」と述べ、自民党公認の候補予定者らに奮起を促した。【加藤明子】


アホかいなと思うと同時に、自民党には今でも「落ちこぼれ」が存在するのかと驚いた。

確かに小生が小学生の頃には、どこのクラスにも落ちこぼれが存在した。四十数名の中で数名。クラス替えのときにはそのような生徒が集中しないようにしていたのが、子どもの目にもわかった。だが、現在の小中学校では落ちこぼれは存在しない。従来は数名であった存在が集団で存在するようになった結果、試験の点数分布に二つの山が存在するようになったのである。いきおい、授業もどっちつかずのものになってしまう。

そして従来ならば「落ちこぼれ」とされた成績の生徒が、周囲に似たような生徒を簡単に見つけることができるようになってしまったために、全く危機感を抱かない。算数で言うならば、一桁の足し算引き算を瞬時にできない。指折り数えるのである。自分の置かれている立場の危うさは見えていない、見ようともしない。

・九九と足し算引き算
・ローマ字の読み書き
・天気予報の文章を理解できる程度の国語力

この辺りを就学前の当たり前の能力として中学の教師が扱えたのは、二十年前までである。アルファベットが怪しいので英和辞典が使えないだけでなく、国語辞典もまともに引くことができない。わからない言葉や読めない漢字に出会うと、「無視」するのである。アベの読む原稿にルビが振ってあることは周知の事実だが、原稿を作ったライターもまさか「云々」を読めないとは思いもしなかったのだろう。

教育に熱心と自負している首相がこれである。「無視する能力」が卓越していると考えれば、Facebookで批判するコメントを寄せる主をブロックしたり、国会の前での大勢のデモを意に介しないような言動と辻褄が合う。周囲をイエスマンで固めているがために、平気で強行採決を繰り返す。

共謀罪も強行採決で押し切るのだろう。テロ等準備罪?ならば戦争という国家レベルのテロを画策しているアベとアソー、スガは真っ先に検挙されなければならない。そうならないのだとすれば、「反自民党検挙法」とすべきである。

1ポイント= 1円?

  • 2017.03.16 Thursday
  • 01:40
J-CASTのニュースより:
財布、カードでパンパン、ヨレヨレな人の「共通点」

手持ちの現金や小銭がない時にサッと取り出し、支払いを済ませる。日常生活でカードのお世話にならない人は、いないのではないだろうか。

CCCマーケティングが全国の15〜69歳の男女3006人を対象に調査(2017年1月23日〜1月26日実施)したところ、国民一人当たりが保有するカード(クレジットカードや電子マネー、ポイントカードなど、すべての個人カード)の平均枚数は、約20枚になるという。

多くのカードを持っているのは専業主婦とSOHO

カードの保有枚数は、全体で20.9枚。そのうち、男性は17.8枚、女性は24枚。また、実際に財布に入れているカード枚数は全体で10.7枚。男性は9枚で女性が12.3枚となり、いずれも女性のほうが多いことが分かった。

次に職業別にみると、カード保有枚数が一番多いのはSOHOの27.1枚。次いで、2位が専業主婦の25.4枚、3位が派遣社員・契約社員、会社経営(経営者・役員)の22.4枚と続き、4位が会社勤務(管理職)の22.3枚、5位は公務員・教職員・非営利団体職員の22.2枚だった。

職業別に財布に入れているカード枚数で多いのは、1位が専業主婦の12.7枚。2位がSOHOの12.2枚、3位は派遣社員・契約社員の11.6枚、4位はパート・アルバイトの11.4枚、5位が会社勤務(管理職)、専門職(弁護士・税理士等・医療関連)の11枚となっており、どちらも専業主婦とSOHOが上位となった。

世の中の人たちがどうカードを使いこなしているのか、ツイッターを探ってみると、

「セブンのレジ前で、ナナコカードを財布から探して見つからないとダサイ主婦してたら、店員さんが、財布ごとかざせば 反応するはず! と教えてくれたので、半信半疑で分厚い財布かざしたら... 支払い完了! クレカもポイントカードも、ワオンも入ってたのにwすごい!」
「今日コンビニでTポイントカード使うっていうた主婦が2万ポイントも持ってて唖然とした」
「人見知りにとってポイントカードは得をする為でなく、店員とのやりとりを避ける為に作る。また、ポイントカードを忘れた場合も『忘れました』と申告するのを避ける為に持っていないフリをする。こんなことをしていると財布にポイントカードが大量にたまる」
などと、それぞれの事情が垣間見えた。

ポイントやマイルの貯まりやすいカードを使い分け

 なかには、

「ポイントやマイルの貯まりやすいカードを使うことによって私も含め輸入ビジネスのみならず転売ビジネスに取り組んでいる知り合いは海外仕入れに行く際の航空券や旅行にいく際の航空券にはお金を払った事がないです」
「暇なんでカードのポイントチェックしてたら、マイルと合わせてヨーロッパビジネス一往復行けそうだという事に気づく」

といった景気のいい声もあった。

もしかしたら、カードを使い分けたはいいが、そのポイントを貯め込んで忘れてしまっている人も少なくないかもしれない。

さらに、持っている財布から人柄がにじむとばかりに分析。

「お財布は人生の縮図だなと感じる。お金を持っている方の財布は大体が長財布、スマートだから恐らく中は必要なカード類だけだと思う。お金なく期限ギリギリに払込する方は財布がヨレヨレ、ポイントカード類でパンパンに太っている、札と一緒にレシートが混ざって出てくるなど、お金に無頓着な方が多い」
といった鋭い指摘も。心当たりがある人は少なくないのではないか。

手持ちのカードの種類と枚数は把握しておくべきかもしれない。

※フォント赤色は小生による

小生も小売店のレジで現金を使うことは滅多にない。近場のディスカウントスーパーはポイントカードも何もない店なので、ここでは現金払い。だが、他の店で現金で支払う場面はなかなか思いつかない。コンビニではデビットカードで通じるし、月一の贅沢を味わうための喫茶店のモーニングはTカード(Tポイント)だけで支払っている。ここのホットサンドセットは630円であり、半額であるコーヒーのおかわり(=230円)も頼む。よって860円になるのだが、そのくらいのTポイントは、一ヶ月ほどネットをうろちょろしていれば貯まる。

ここで、オノレの財布を開いてみた。
・免許が2枚
・キャッシュカードが4枚
・ポイントカードが8枚
・病院の診察券が4枚
であった。その他、図書カードと電車の回数券。

免許は自動車運転免許と無線従事者免許証。キャッシュカードは割愛するが、そのうちの一枚はデビットカードを兼ねている。病院の診察券は割愛、そうすると残るはポイントカードである。

・WAON POINTカード(62)
・Tカード(566)
・ココカラファインのカード(265)
・近場の美容室の会員カード
・紀伊國屋のカード(18)
・nanacoカード(0)
・Pontaカード(183)
・Rポイントカード(1,506)

セブンイレブンもローソンも近くにはないので、下の3枚をレジで使ったことはない。「WAON POINTOカード」は近くに使える店があるため、使用頻度が高い。Tカードは上記の通り。ココカラファインというのは中小のドラッグストアが連合したチェーンのカードで、月に一回か二回、買い出しに行く。紀伊國屋はたまに街中に出たとき。

物品の購買で貯まっているのはWAON POINTと紀伊國屋のカード(全て)とTカードとココカラファインのカード(ともに一部)、PontaカードとRポイントカードはネットでのアクセス(クリックやアンケート、ゲーム)のみ。

ポイントが5倍だの10倍だのと宣伝しているけれども、T, P, Rの三つに関しては明らかに利用した金額以上のポイントをもらっている。……、結果として搾取しているんだろうなぁ。

報われない社会

  • 2017.03.14 Tuesday
  • 22:09
昨日の新聞を買ってきた。駅のスタンドやコンビニでは当日の新聞しか売っていないので、散歩がてら新聞販売店に足を運んだ。日付の過ぎた新聞は価値がないとされるので、かなり値引いてくれる。産經新聞は当日付けでもワンコイン(100円)らしいが、それよりも安い。

兵庫県の公立高校の入試問題を見たかったからである。公立高校の入試問題というものは、憲法に近い性質を持っている。「ウチの都道府県の小中学校では、このような問題を解けるような指導をしています」という公表だからである。歴史教科書でんでんという輩は、社会科の近現代の辺りしか見ないのだろうが、理科も数学もよい問題が出されている。理科では地震のP波に関する具体的な問題が出され、数学では携帯電話の料金プランを比較させる問題が出ている。国語と英語も奇を衒わない問題。

※兵庫県の今年の問題


さて。


小生は教育という言葉が嫌いである。「社員教育がしっかりとなされている」という言い方があるが、これは雇用者にとって都合よく振る舞うように社員が「訓練」されていることである。雇用者を国の水準にまで引き上げると、義務教育や高等教育になる。そうすると、役に立たない学問は軽視される。学徒出陣では文科系の学生から徴用されたが、「文学や哲学は役に立たない」という為政者の考えの結果であり、今の政府も「自衛隊に協力するなら予算を出す」という方針を進めようとしている。

学者にもバカがいることは否定しないが、アベ水準のバカばかりではないのも事実である。故に軍事研究はしないという学会声明が出された。だが、これは学会だからできたことであって、知的弱者は反対するという概念すら持ち得ず、服従するよりない。

そうして、バカでも総理大臣になれるのだとして学習を放棄する若者がいても不思議はない。それと同時に、賢明な若者は勉強しても無駄だと感じるはずである。なぜなら、社会に於いて有力なポジションにいる者(首相を含む)であっても、漢字入り(ルビなし)の原稿を読むことができない現実を見ているからである。

あるポジションや地位に必要とされる能力を持ち得ずとも、そのポジションにおさまることができる。そうであれば、本来そのポジションにいるべき人が理不尽な理由で排斥されることになる。「結局は家柄」として、経済弱者の子弟は学習を放棄する。これを知って経済強者の子弟は何の学習しても無駄だとして放棄しそのまま大人になってしまう。その典型なのがアベとアソー。

アベとアソーの低劣の言動が報道される回数に応じて、優秀な子どもは芽を摘まれ、勉強が嫌いな子どもは図に乗る。どちらも勉強をしないのだから、全体の平均が下がるのは明らか。

しかしバカな国民、正確には思考を放棄した有権者ほど為政者に都合のよい存在はない。「それでもやっぱり自民党かなぁ」という輩が内閣支持率50%を形成している。「やっぱり」という言葉は、物事を検討する前に有力な選択肢があることを意味し、それを支持する人が少なくないことを意味する。「選挙は自民、野球は巨人」という輩は初手より思考を放棄している。

四捨五入すると五十になる小生、有事に徴兵されるようなことはないだろうし、体力の極めて劣る小生をも徴兵せねばならないような軍ならば、すぐに壊滅する。昨今は高齢者が自動車を運転することによって起こした事故の犠牲者も多いが、それを避けられたとすれば寿命や病気という生物学的要因ではなく、「国家の愚策」によって命を落とす可能性が一番高くなることになる。

戦時中の空襲の犠牲者とその遺族には、未だに何の保障もなされていない。

アベの矛盾について

  • 2017.03.11 Saturday
  • 21:44
中退とは言え、大学の四年生にまでなったので就職活動の経験がある。どこの企業を訪問しても「その分野のトップ企業、トップシェア、ガリバー」であり「ウチの会社がなければ社会が回らない」。

パッケージメーカーに運送業者、ベアリング、計測機器、製鉄……。

……、そうだろうよ。「必要とされる存在」と認識することにはある種の快感を伴う。そういうところを突いたのがアベの「一億総活躍社会」。しかし、誰もが大切な存在と考えることと誰もが社会で活躍する(べき)と考えることは全く異なる。誰しもが上記の企業のような存在になってしまうとどうなるのか?誰か一人が体調不良や家の事情で歯車の役割を果たせないとき、その瞬間、社会全体が崩壊することになる。

もうすぐ始まる春の甲子園、岩手県の不来方高校が21世紀枠で選出された。高知の中村高校も同じ。不来方高校の野球部は10人で、中村高校は16人だという。甲子園でベンチ入りできるのは18人らしいから、普通は強豪校の三年生でも「甲子園出場校なのに、甲子園に出られなかった」という悔しい思いをすることになる。それを考えれば恵まれているとも言える。

けれども中村高校はともかく(その中村高校も1977年に12人で出場したことがあり、その3年前にはあの池田高校が11人で出場している)、不来方高校はプレイ中に二人以上の負傷者を出したらどうなるのだろうか?このことを考えるだけでも、ベンチ入りの定員を満たしている高校でのグラウンドに出ない選手の存在の大きさがわかる。

このような消極的な意味での待機組だけではなく、積極的な意味での待機組も存在する。十年前の阪神である。「JFK」と称された、1イニングずつを分担して抑える投手リレー。相手チームは「6回までにリードを奪っておかなければ」というプレッシャーに襲われた。「JFK」の出番が来ない場合もあった。明らかに負けている場面もあったが、それまでに投げていた投手の調子があまりによかったか、打線が爆発して大量のリードを得ていたときである。このような「出番がないときの『JFK』」はいなくてもいい存在だったか。

話を一般社会に戻す「バックの存在はデカい」。そしてアベの政策にもう一言加える、「女性が輝く日本」。

活躍という言葉が好きな御仁らしい。だが、アベは男女共同参画社会に反対している。「共同」に反対して「輝く」を推し進める?単に夫唱婦随を社会規模にするに過ぎない。憲法24条の改訂も含めて「サザエさん世帯」の拡大、一般化に過ぎない。

小生は「サザエさん世帯」を否定はしない、望む人はそうすればいい。だが、国がそれを推し進めるというのは、他の様式の生き方(同性婚、母子家庭、単身世帯)の否定に他ならない。極めつけが稲田朋美の教育勅語賛同である。稲田朋美は刑法第二百条(尊属殺人罪)の復活も唱えている。父や母を殺した場合は死刑か無期懲役という条文である。親からの虐待など当たり前のように報道されている。当たり前であることを肯定しているわけではないが、そのような現実が存在するのである。女性であるならば、親から強姦されるケースもある。もちろん相手を殺すことは認められないが、このような状況でも相手を殺した場合の刑罰が「死刑か無期懲役」とはあんまりではないか。

参考:
刑法第二百条(現在は削除) 自己又ハ配偶者ノ直系尊属ヲ殺シタル者ハ死刑又ハ無期懲役ニ処ス


ならば反対は?親が子を殺した場合は?
単なる殺人罪である。死刑はおろか無期懲役になることも滅多にない。

短信

  • 2017.03.09 Thursday
  • 23:19
復旧しました。

各位

  • 2017.02.28 Tuesday
  • 23:16
「暫し、ネットから離れます」。


いや、メインとして使っていたiMacを修理に出すからです。iPhoneやiPadを使っての返答やTweetは可能ですが、混みいったことの発信は難しいです。


積ん読を崩して、充電しておきます。

非線形

  • 2017.02.24 Friday
  • 02:07
柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君

「みだれ髪」に収められた、与謝野晶子の詩である。これを東大教養学部長が最近の記事で解釈している。これ


冒頭いきなり、
「字面の意味は説明するまでもなく明らかですし、そこにこめられた心理的な機微についても余計な解説は不要でしょう」
とあるのだが、これは東大の学内紙故に許される言い方であろう。同じような短歌を県営住宅の自治会でのたまったならば、「かっこつけ」「エリート気取り」と言われ、否、市議会(小生が居住している自治体)であっても文字なしで理解できる議員は半数もいないだろう。

ちょっとした、洒落。わからん奴にはわかってもらわなくていい、洒落。

戦時中の東京市には「米機撃つべし、英機撃つべし」という貼り紙が、何者かによって為されたという。真偽は明らかではなく、偽でも構わない。「英機(イギリス機)なんて飛んできていないじゃないか」と一笑に付す人が大半だったことと思われる。故に当時の特高も取り締まれなかったらしい。無論、時の総理大臣を指した言葉である。解釈するのは野暮というものである。

ここに存在する非線形という概念を、小生は高校へ上がったときと大学に上がったときの両方で見た。高校でも大学でも数学の講義は何を説明しているのかわけがわからなかったのである。高校の夏休み明けのテストは選択式の問題を一問正答しただけで、4点だかか5点だかといった点数だったように覚えている。学年の席次は600余数の中で600番ジャストであった。

(俺の前後にいた連中は、今、どこで何をしているのだろうか?)。

「フーリエ級数をもとに楽器音をいじる」なんてことをしているのは稀なはずである。この辺りは東大生や灘高生も同じだと思われる「灘高を出たのに関関同立?」。

この近辺で言うならば関関同立のどこかに合格すれば大きな評価を得られるのであるが、下手な学歴を持っているとそうではないことになる。実を言うと小生が入学した高校でのクラスの自己紹介のとき、皆が「どこそこの中学卒業です」と言っていたのだが、二人だけそれを言わなかった。近所の附属池田中学から系列の高校に上がれなかった二人だったことは後にわかった。

そうして今年、小生は46になる。無論、現状は十代や二十代の頃からは想像もできない姿だろうと思う「非線形」。だが、冒頭の与謝野晶子の詩は非線形な解釈を求めている。戦時中の貼り紙然り。

これからも非線形な生き方をするのだと思うが、されとて46年近い時間に伴った積分値は確定している。


さて。

サンドイッチ

  • 2017.02.22 Wednesday
  • 16:09
「ラストエンペラー」のときは気にならなかった。小生が17歳だったからであろう。

時間が流れた。

「ラストサムライ」という映画のタイトルに引っ掛かった。次に、「LAST LOVE」というケータイ小説を書籍化したものにも引っ掛かった。宇多田ヒカルのデビューアルバムのタイトルは [First Love] で、中森明菜を有名にしたのはデビューシングルの「スローモーション」ではなく「セカンド・ラブ」。

共通項は、どれも定冠詞が抜けているということ。「そんなもの(=定冠詞)どうでもいいじゃん」という人がいるのは知っている。それでそれで構わない、「そういう人とは話ができない」というだけ。塩胡椒を振りかけたパフェを美味いと感じるのはその人の自由で、けれども僕はそんなモノを食いたいたいとは思わないだけ。


さて。

「好物は何ですか?」とは、小生にとって一番困る質問である。質問には「飲料は含まない」という条件が含まれているようで、銀河高原ビールとは答えられない。そうするとタイトルのように答えるしかない。

「サンドイッチにもいろいろあるじゃないですか?」と問われる。確かにツナや玉子、ベーコンなどいろいろある「どれも好き」。言い換えれば「どれでもいい」。

「コックはイギリス人、警官はドイツ人、技師はフランス人、銀行家はイタリア人、恋人はスイス人」というエスニックジョークがある。イギリス人は食に無頓着ということらしい。事実、サンドイッチも18世紀のイギリスの公爵が言い出したのが起源とされている(実際は自然発生的に、紀元一世紀辺りに既に見られるという)。ま、その辺りはどうでもよい。小生がサンドイッチを好きな理由は二点である:

・マナーが要らない
・食器も要らない

そういう点では日本食の「おにぎり」も好きであると言える。要は食事が苦手なのだ。

拙宅に来た人が言う「食事はどこで?」。流石に来客のときは坐卓を出す。だが、オノレ一人なら別である。横にコーヒーでも置きながら、本を読んでいたりネットをブラウジングしていたりする間に自然になくなってしまっているような食べ物がいい。嘗て、宇宙食が市販されたが販売ベースに乗らずに撤退したという。なんと勿体ないことをしてくれたのだろうか。点滴だとか或いは胃瘻だとかというものを、常人にも提供してくれないものだろうか。食費の計算も簡単になるし、必要な薬もそこに混ぜれば飲み忘れも生じない。

白抜き:
朝:バナナと牛乳、青汁粉末をトマトジュースで溶いたもの
昼:コンビニまで足を運んで弁当
夕:納豆とキムチ、卵を混ぜたものの丼

米は当然パック飯である。「こんなのでいいの?足りるのぉ!?」とたまに言われるが、これでも一日に三回も食事をしなければならないのである。青魚が足りないと言われれば、出し用のいりこを買ってくる。スナック代わりに齧る。

好きとか嫌いとかではなく、興味がないのである。相撲で「どの力士が好き?」とか、プロレスで「どのレスラーのファン?」とかと問われるようなもの。相撲にもプロレスにも興味がないので、どんな力士やどんなレスラーがいるのかさえ知らない。みかんとオレンジとゆずときんかんとはっさくと……。栄養学的には大差ないと思われるので、この中ではみかんである「皮を剥きやすくて種がないから(食べるのにも片付けるのにも手間取らない)」。

モノの価値

  • 2017.02.20 Monday
  • 23:22
「それに6,000円の価値があるのですか?教えてください」
問われた小生は返答に窮した。

小生が紹介したのはMac向けのテンキー付きワイヤードキーボードだった。これ
現在は5,200円だが、紹介したときは為替の関係か6,000円ほどした。その人の持っている林檎はiMacとiPad miniの二台。現在のiMacについているのは、キーボードもマウスもワイヤレス。

「このキーボードならばテンキーもついていて、更にはワイヤードだから電池切れの心配もない」
とメリットを説明したものの、「高い」と一蹴された。

その半年後、こちらの携帯電話が鳴った「キーボードの電池切れと画面に出ているのだが、どうやって交換すればいいのか?」。そのときのエントリ、これ

販売価格はそのモノの価値を現すという考え方があり、大方は同意する。しかし、買い手の価値にも大きく左右されることを知った。たとえばこの場合、自宅にMacもWindowsも、要はキーボードを接続するような機器がない場合、どれだけ便利であっても6,000円は無駄である。

定年退官された先生であるから、年金暮らし。そうであれば商品に対する価値も変わってくる。だが、退官後も何度も欧州を往復され、その度に百冊を超える本を購入される先生である。「6,000円あれば昼食20食分を賄える」という派遣社員とは異なる。

よって、6,000円のキーボードを紹介した。しかし「価格相応の価値があることを教えてくれ」と問われた。……、応えることはできなかった。

プライバシー

  • 2017.02.14 Tuesday
  • 21:56
ふと思いついて、固形石鹸を小さな洗濯ネットに入れてトイレのタンク内に吊り下げてみた。今日で三日。劇的な変化はないものの、トイレ内が汚れにくくなったように感じる。

最近、買ったもの:


いや、今までも、通販で何かを買ったときの段ボールに貼られている宛名シールは全て剥がしてから出していた。しかし、小さな封筒やダイレクトメールのそれは「燃やすゴミ」のゴミ袋に入れて出していた。ゴミ袋に黒いものを使っておけば、これで間に合った。だが、今月からは透明か半透明のゴミ袋で出さなければ、回収してくれなくなった。燃やすゴミの袋の中に空き缶を入れる輩が絶えなかったからだろう。今までもゴミ収集の人が、怪しいと感じたゴミ袋に対して一部分を開封してルール外のものが入っていると持って行ってくれなかった。

「透明か半透明のゴミ袋」は嫌だが、ゴミ出しのルールを守らなかった市民としてのツケである。そうすると、このようなプライバシー確保のための道具を用いざるを得なくなる。

使ってみた感じは悪くない。この方式では完璧な抹消は不可能だが、そこまで要求するならばシュレッダーを使うべき。



calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

******

******

******

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM