About The Space Debris

  • 2017.07.25 Tuesday
  • 15:35
毎日新聞より:

秒速7キロ以上でグルグル 危険回避が課題

 増加の一途をたどる宇宙ごみは秒速7キロ以上の高速で地球周辺を回っており、人類の宇宙活動の脅威となっている。近年、新興国の宇宙開発参入が相次ぎ、ベンチャー企業などが多数の超小型衛星を使った事業に乗り出していることもあり、宇宙ごみ問題は喫緊の課題だ。
 2009年には、役割を終えたロシアの軍事衛星と米企業の人工衛星との衝突事故が起きた。国際宇宙ステーションではしばしば、宇宙ごみの接近により、軌道変更や宇宙飛行士の退避が行われている。07年には中国が自国の衛星をミサイルで破壊する実験を行い、大量の宇宙ごみを発生させ、国際的な非難を浴びた。
 国連の宇宙空間平和利用委員会は07年、宇宙ごみに関する指針を作り、役割を終えた人工衛星は自ら速やかに軌道を外れることなどを推奨している。しかし、すでに発生してしまった宇宙ごみは軌道がばらばらのため、除去技術は確立しておらず、各国や企業が知恵を絞っている。
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙ごみに金属製のひもを取り付けて電流を流し、地球の磁場を利用してブレーキをかけ大気圏に落下させる実験を計画。また、理化学研究所などは15年、宇宙ごみに高強度のレーザーを照射して減速させ、大気圏に突入させる方法を考案したと発表した。人工衛星に吸着させたり、網でからめ捕ったりして除去するなどのアイデアも国内外で出ている。【西川拓】

※フォント赤色は小生による

毎日新聞の書評欄は一目置かれている。日曜版はこの欄を読むためだけにでも買う価値がある。そして、論説委員の論文も同じ新聞内で意見が戦わされていることがあり、読み甲斐がある。

他方、科学関係についてはときどき、とんでもない記事を出す。去年の秋には「空き缶のプルタブを9年かけて500キロ分集め、車椅子を購入、寄贈」という記事を出した。拙ブログでも取り上げた、こちら

それを同紙記者が「頭が下がります」とTweetした:




アルミ缶リサイクル協会は「プルタブは外さないでください」としている。こちら

「このような記事を掲載し、『東京本社科学環境部』や『デジタル報道センター』に所属していた記者がそれをTwitterで賞賛するのは問題ではないか」と毎日新聞社のサイトを通じて意見を送ったが、返事はない。

上記、宇宙ごみの記事に戻る。「秒速7キロ以上」?
絶対的に静止している物体など存在しないのだから、「宇宙ごみが秒速7キロ以上」と言えるはずもない。おそらくは地球から、それも赤道上からの観測値と思われる。

静止衛星が存在し得る軌道は一つしかないのである。気象衛星はこの軌道に乗っている。そうして静止衛星に限らずどの衛星の軌道も、地球の中心を円の中心とする円にある。

宇宙ごみとて地球からの引力だけで動いているのであるから、地表面からの距離(地球の中心からの距離)で地球との相対速度は自動的に決まる。静止衛星の軌道よりも地球に近い軌道であれば、一周を24時間以内で回り、地球に近づくほどその時間は速くなる。逆に静止衛星の軌道より地球から離れている軌道にあれば24時間以上の時間で一周する。

よって、全ての宇宙ごみが秒速7キロということはあり得ない。「静止衛星の軌道よりも地球に近い位置にある宇宙ごみは地球の自転よりも速く動き、地球との相対速度で秒速7キロかそれ以上のものも存在する」と表現すべきであろう。

宇宙ごみ(射ち損なった衛星の欠片や、何らかの原因で有用であったものが破壊された欠片など)は二十年以上前から問題になっていた。昨今、急に浮上した問題ではない。宇宙ごみが大きな問題であることであることは事実であるし、それに対する関心を喚起しようとする姿勢も理解はできる。だが、発行部数が減っているとはいえ新聞は、特に全国紙は記事に大きな信頼を寄せられている媒体である。もちろん、ときには誤報もあろう。そのときには速やかに後日、「お詫びと訂正」が載せられる。しかし、明らかに間違っている記事や大きな誤解を招く記事は載せるべきではないし、それを指摘した外部の声を無視するべきでもない。

ちから

  • 2017.07.21 Friday
  • 14:04
拙宅の本棚より:


佐藤正午さんが直木賞を受賞されたとのこと。残念乍ら受賞作はまだ読んでいないのだが、正直なところ意外だった。この人の文章は一級品であり、果たして選考委員で彼の文章より巧い文章を書ける人がいるのだろうかと思うからである。


KAI-YOUより:
芥川賞、直木賞受賞作が決定! 岩波書店の初受賞で、書店員が頭を悩ませている理由
- 2017.07.19 22:24
- にいみなお


平成29年上半期の『第157回芥川龍之介賞』および『第157回直木三十五賞』の受賞作が発表された。

芥川龍之介賞は沼田真佑さん『影裏』(文學界5月号)、直木三十五賞は佐藤正午さん『月の満ち欠け』(岩波書店)となった。

共に初受賞という2人の受賞、そしてデビュー34年で選出されたベテラン・佐藤正午さんの経歴などが続々と報道されているが、実はもう一つの「初受賞」が存在する。

それが、岩波書店初の直木賞受賞という事実だ(芥川賞も受賞作無し)。

1913年に創業され、100年以上の歴史を誇る岩波書店。よほどの本好きでなければ出版社に着目することもそうないだろうが、『広辞苑』の出版社と聞けばピンと来る人も多いはず。

しかし、この岩波書店の受賞で頭を悩ませているだろう人たちが存在する。それは書店員だ。なぜか?

岩波書店の採用する、他の出版社とは異なる配本制度

芥川賞・直木賞は、文藝春秋が主催する文学賞で、数ある文学賞の中でも高い知名度を誇るため、書店にとって、1年に2回、世間の注目が集まる重要な行事。

毎回、賞のノミネート作品はもちろん、受賞作の発表後は、報道を目にして書店を訪れる人を見込んで各書店は出版社へ追加の注文を行う。

ただ、岩波書店は、返本を受け付けない買い切り制度を採用している書店である、というのが他の出版社と異なる点だ。

買い切り制度って何?

出版社は通常「委託制度」を採用していて、書店に販売を委託し、書店は販売した分だけその手数料を利益として得ることができる。売れ残れば返本することができるため、書店にとっては損の出ない取引方法だ。

「買い切り制度」とは、委託ではなく、書店が出版社から書籍を少しだけ安い金額で買い取り、定価で販売して初めてその差分が利益となる、という仕組み。

特定の専門分野を得意とする出版社において、この「注文買い切り制度」を採用しているところはいくつか存在する。しかし、小説なども手がける総合出版社にあって買い切り制度を採用している例は珍しく、それゆえに岩波書店の買い切り制度は、書店員はもちろん、本好きの間では知られている話だ。

岩波書店への注文には、書店員の目利きが試される

この委託制度と買い切り制度は、どちらが良いとも悪いとも言えず、一長一短だ。

買い切りの場合、一旦注文してしまえば売り切ってしまわないとお店の損害になるため、岩波書店の書籍を豊富に取り扱っている書店は多くない。

ただ、委託制度の場合、書店からの返本が自由なため、いつどれだけの本が返品されるか出版社側も把握できず、大型書店から大量発注されて手元に在庫がなく、小さな書店からの注文に応えられない、ということも起こりかねない。

とはいえ、買い切りの書籍を過剰発注して売れ残れば打撃だが、読者のニーズに応えるために「読者が欲しい本(売れる本)を在庫として持っておくこと」もお店としては当然必要で、書店員にとっては悩ましい。

逆に、書店員の目利きが物を言うため、岩波書店が誇る骨太なシリーズ「岩波文庫」などを取り揃えてある本屋は本好きの間では一目置かれる、ということもある。

これをもって、「岩波文庫を充実して取り揃えている本屋は良い本屋だ」という意見も一部には存在し、この辺りの話はちょうど6月25日放送の林修さんによる情報番組「初耳学」の2時間スペシャルでも触れられたばかり。

そういった背景から、『第157回直木三十五賞』を受賞し、岩波書店の初受賞作品となった佐藤正午さん『月の満ち欠け』をこれからどれだけ注文しようか、今まさに書店員は頭を悩ませているところだろう。

これから書店で『月の満ち欠け』を目にしたら、そういった本屋事情に思いを馳せながら是非手に取ってみるのも面白いかもしれない。

※フォント赤色は小生による

「よほどの本好きでなければ出版社に着目することもそうない」?
「『岩波文庫』などを取り揃えてある本屋は本好きの間では一目置かれる」?

にいみなおなるこのライターはアホなのか?

駐車場を用意してある郊外型の書店があるが、小生はあれは本屋だと思っていない。まともな本を扱っていないので使い物にならないからである。町中の小さな書店ならば仕方がないが、あれだけの床面積がありながら文庫の扱いすら僅か。

新潮社の姿勢は嫌いだが、文庫は好き。特に新潮文庫の活字がいい。物語を読むならこの活字が一番いい。そういう人が多いのかどうかは知らないが、新潮文庫にだけ今でも紐の栞がついている。ちくま文庫の活字もいいし、講談社文庫の活字も捨て難い。反対に角川文庫の活字ではくだらないエッセイくらいしか読む気にならない。

岩波文庫の活字は一目でそれとわかる活字であり、紙質もいいし、小口の天がアンカット(本の上部がギザギザのままであること)であるところもいい。アンカットにするには寧ろコストが掛かる。岩波文庫の「文庫豆知識」

岩波文庫だけでなく新潮選書、ちくま学芸文庫、講談社学術文庫、…本屋である限りこのあたりの一つくらいは扱っていてほしいし、一つも扱っていないようであればコンビニの雑誌コーナーと変わらない。

現在、国内で出版された書物については「定価[本体○○円+税]」という価格表示になっている。これは岩波が始め、他の出版社が追随したもの。

岩波書店の総販売部数や年商は、他の大手出版社のそれに比すれば吹けば飛ぶようなものだろう。確かに数字は雄弁であることが多いが、岩波の言葉と動きは他を圧倒する。

現在、政治の世界ではアタマの悪い連中がマジョリティである。求められているのは出版界に於ける岩波のような議員。参院の森ゆうこさんが最有力か?共産党の小池晃さんもいい仕事をしている。

理不尽

  • 2017.07.09 Sunday
  • 20:36
共同通信より:
西田敏行さん虚偽記事掲載で書類送検 男女3人

 俳優西田敏行さんが違法薬物を使用しているとの虚偽記事をインターネットのブログなどに載せ、所属事務所の業務を妨害したとして、警視庁赤坂署は6日までに、偽計業務妨害の疑いで、男女3人を書類送検した。書類送検は5日。
 このうち中部地方に住む40代の女性の書類送検容疑は昨年5月ごろ、ネット掲示板の書き込みや雑誌の記事を基に、西田さんが「違法薬物を使用している」「間もなく逮捕される」といった虚偽の記事を自身のブログに載せ、西田さんの事務所の業務を妨害した疑い。
 ほかの2人は関東地方の60代の男性と北陸地方の40代の男性。
(共同)


ここまでやっても「書類送検」で済むんかいな!
小生の場合は事実かどうかを確かめ、新聞記事や他人のブログを引用した場合は出典も明示していた。「解放記念日」

逮捕状に記載された名誉毀損部分は、拙ブログから都合のいい部分だけを切り貼りしたコラージュのようなものだった。あんなのが認められるのなら、「安倍晋三は」「国民」「に」「いい加減なことを言うんじゃないよ」と言ったと告訴することができる。

こちらの場合は何の警告もなくいきなりの身柄拘束。逮捕された後は杉本卓也検事の要求を裁判所がそのまま受け入れ、「外部との一切の接見禁止」までつけられた。逮捕状の発行や勾留請求に対する裁判所の甘さ。DNA採取まで要求してきた杉本卓也に対しては、ヒットマンを雇ってでも殺したいくらいである。逮捕状を請求した吹田警察に対しても火を点けてやりたい思い。

「被害届が出ましたのであなたを逮捕します」こんなのがまかり通ったら、権力者の思うがままの国家になる。被害届が受理されたならば、加害者とされる人に聴取すべきなのだが、吹田警察はこのプロセスをすっ飛ばしやがった。

間もなく共謀罪施行。「政権転覆を謀る言動をとった」と、誰しもが上記のような理不尽な扱いを受ける可能性がある。
「一般の人は対象にならない」?
「一般の人」が定義されていないじゃないか。

理に適うか

  • 2017.07.08 Saturday
  • 23:33
朝日新聞デジタルより二つ。
一つ目:
人手不足が巡り巡って…ラウンドワン、5年ぶり営業増益

新宅あゆみ
2017年5月10日06時41分

 屋内レジャー施設を手がける「ラウンドワン」は、5年ぶりに営業利益が増えた。人手不足でアルバイトの時給が上がり人件費がふくらんだが、それ以上にアルバイトで小遣いを稼ぐ若者の利用が増えた、と分析している。
 2017年3月期の売上高は前年比5・1%増の877億円。営業利益も4・9%増の66億円で、いずれも5年ぶりに増えた。中でも、「UFOキャッチャー」などゲームセンター事業の売上高は、10%を超える伸びだった。杉野公彦社長は、「(アルバイト代の)時給の上昇で、若い世代の所得があがったからだ」と説明した。
 ラウンドワンは少子化の影響などで利用者が減り、過去5年で純損益が2度も赤字に陥るなど、不振が続いていた。(新宅あゆみ)

※フォント赤色は小生による

二ヶ月近く前の記事だが、カネの流れとしては理に適っている。消費量を上げるには、それだけの購買力の上昇がなければならない。消費の拡大がよいかどうかについては、ここでは措く。アベは「物価を上げて、収入を上げる」としている。無論、うまくいっていない。消費者にとっては、値上げは困るのである。大学にアルファロメオで通学していたボンボンには想像できるはずもない。成蹊大学在籍は1973年からの四年間で、日産やトヨタがサニーやカローラを販売し始めた頃。サニーやカローラすら、一般世帯には高嶺の花だった時代。

小生は最近、毎月の消耗品を購入しているときに「あれ、先月と値付けが違う」という場面によく出くわすようになった。消費税が8%に上げられても、多くの企業や小売店は最小限の値上げにとどめた。企業努力で吸収してくれていたのだろうが、税率が上がって3年以上が過ぎた。価格に転嫁せざるを得なくなったのだろう。

いつもは5つ買っていたものを4つに減らすような買い方をするようになった。無駄な消費について考え直すいい機会だとは思うが、企業や販売店にとっては大打撃である。小生だけでなく他の殆どの消費者も同様の購買行動に出るのだから。

二つ目:
「ポイ捨て禁止」看板設置したら…翌朝ごみだらけ 京都

川村貴大
2017年7月8日13時28分

 京都・鴨川の三条大橋付近に7日に設置されたばかりの「ポイ捨て禁止」の看板の周りに、8日朝、空き缶やカップ麺の容器など多数のごみが捨てられているのが見つかった。看板を設置した「鴨川を美しくする会」の杉江貞昭事務局長(72)は「自分の家の前やったらどうするんや。同じ人間として情けない」と憤っている。
 三条大橋周辺では、ごみのポイ捨てが問題化。「ポイ捨ては犯罪です!」と日中韓英の4カ国語で書かれている。7日のお披露目式には山田啓二知事も参加し、市民ら約130人が夕方、清掃したばかりだった。
 京都市まち美化推進課によると、三条大橋周辺でポイ捨てが深刻化し始めたのは昨年7月ごろ。週末の夜に鴨川の河川敷で宴会をした人たちが、ビールの空き缶や酒瓶のほか、菓子の袋、弁当の容器などが入ったポリ袋などを捨てるケースが目立つという。秋ごろには減ったものの、今年5月ごろから再び増えだしたという。
 土日は行政の清掃が入らないため、放置された大量のごみをカラスがあさり、月曜の朝には散乱した状態になるという。同課は「これまでも啓発看板を設置するなどしてきたが、抜本的な解決に至っていない」と対策を検討している。(川村貴大)


拙宅近くに大型家電店があった。とっくの昔に潰れて古書店などいくつかの業者が入った後、全面的に立て替えられて、現在は24時間営業のマクドナルド。土地そのものは斜面であるので、地価は安かったものと思われる。そうして斜面故、家電店当時は駐車場が地下にあった。そこに「ここに冷蔵庫などを捨てないでください」。

バカだよなぁ。

「ここなら捨てても大丈夫です」と言っているようなもの。大阪市では「ノーマイカーデー」というものが実施されているが、効果があるようには見えない。これがいつから実施されているのかはわからなかったが、遅くとも1990年には実施されていることはわかった。こちら

「ノーマイカーデー?ほんならクルマで行こか」。お上のいうことに表立って批判はしないものの、素直に従うこともないのが関西人の気質。

誤解を招く記事

  • 2017.06.30 Friday
  • 04:07
下のエントリの続き:
虫食いドクダミ.jpg

ドクダミに虫食い痕がある、こういうのは嬉しい。水も空気も食されるドクダミもそれを育む土も安全だということを示してくれているから。

さて。

読売オンラインの記事より:
豊田真由子議員が抑えられなかった怒りの元凶は?

 自動車を運転していた秘書に、暴言を浴びせ、暴行を加えたことなどが報じられ、自民党に離党届を提出した豊田真由子衆院議員(42)。東大法学部卒、厚生労働省の官僚という華々しい経歴を持つ彼女の 豹変 ( ひょうへん ) ぶりに驚いたという人は多い。なぜ、彼女は感情を抑えられなかったのか。「怒り」をコントロールする啓発活動を行っている日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介氏に聞いた。(聞き手・メディア局編集部 鈴木幸大)

プライドの高い人の怒り

 当たり前ですが、東大を卒業しているからとか、キャリア官僚出身だからといって、人格的に優れているかというと、それは別の問題です。
 私たちは研修を行うとき、その人ごとの怒り方の癖やパターンを見極めるため、「アンガーマネジメント診断」を実施します。
 報道されている豊田議員の怒り方や経歴を見る限り、彼女はいわゆる「威風堂々タイプ」に分類されると思います。これは、幼い頃からチヤホヤされ、学校の成績が常に1番とか、会社でも優秀とされ、出世するタイプに多く見られます。
 つまり、自分に自信があり、プライドが高い人だといえます。

常に「勝者の視点」

 こうしたタイプの人は、常に「勝者の視点」で他人や物事を見ています。本人にとってみれば、できることが当然なので、「できない人の気持ちが分からない」という共通点が見られます。
 そのため、頼んだことが思うように進まなかったり、欲しいモノが手に入らなかったりすると、それがストレスとなりイライラします。
 こういう人は、企業などでも珍しくなく、仕事はできるのに、組織を動かしたり、部下を指導したりすることが苦手というタイプです。本人が優秀であるがゆえに、できない部下や後輩の気持ちが分からないのです。だから、「分かりません」「できません」「すみません」などと言われると、理解できず、怒りを爆発させかねないのです。

いつも「私が正しい」

 このようなタイプは、学校の成績が優秀ということが、常に評価されてきたと思われます。「人がいい」とか「思いやりがある」ということは、二の次になってしまったのでしょう。
 数学や英語ができれば褒められるけれど、人格的に優れているかどうかは、どうでもいいことになっているのかもしれません。
 極端に共感性が低い傾向も見受けられます。きつい言い方をすれば相手がひどく傷つくとか、自分が言われたらイヤな気持ちになる、自分が不快と思うことを他人にはしないといった当たり前のことが理解できていないようです。

 というのも、たとえ他人への共感性が乏しくても、成績が優秀だから褒められ、官僚となって評価され、国会議員に選ばれる――という勝者の道を常に歩んできたのです。だから、自分が間違っているなんて、露ほども思わないのでしょう。

どこにでもいる「やっかいな人」

 「私は間違っていない」「いつも私は許される」――。こういう思い違いをし、我が物顔で振る舞う人は豊田議員に限りません。会社の同僚や大学のサークルなどにも、こうした「やっかいな人」はいるでしょう。
 他人の忠告やアドバイスに耳を貸さないため、会社でも腫れ物に触るように扱われてしまいがちです。そのため、次第に自分が間違っていることにさえ気づかなくなり、むしろ、「やっぱり私は正しい」と、思い込みを強くするケースもあります。
 こういったタイプの人には、「周囲の人の反応をよく見なさい」とアドバイスを繰り返す必要があります。周囲がうんざりし、あきらめてしまうと、態度を改める機会を失ってしまいます。
 もちろん、本人は自分とは立場の違う人がいることを理解しなければいけないし、注意されたら謙虚に受け止めなければなりません。さもなければ、今回のように、とんでもない不祥事が明るみに出て、はじめて問題の大きさに気づく羽目になります。
 世の中には、自分の思い通りにならないこともあるでしょう。だからといって、感情的になってしまったら、これまでの生活や社会的立場を脅かす恐れもあります。
 怒りをコントロールすることは、人生のリスクマネジメントの一つなのです。

※フォント赤色は小生による

小生もバカだのアホだのと平気でいうし、「お前、アタマ悪いんじゃないの?」と言って面倒を起こしたこともある。しかし、このバカ議員のような言い方はしない。小生の場合、ロジックの通じない奴に言うだけで相手のミスについて言うことはない。そういうときは「お前もアホやなぁ」と、愛情表現の変種。関東の人が「おバカさんねぇ♪」と言うのと同じ。

この記事で気になったのは、小生が赤フォントにした部分。この文章だと「勉強ができる人間は人格的に問題があることが多い」と読まれかねない。「極端に共感性が低い傾向も見受けられます」とのことだが、どれだけのサンプルと資料をもとにこのようなことを書いているのだろうか。

学歴や知能とは無関係というのは、ある程度は事実だろう。確かに学歴が低くとも人格者はいる。しかし、一定以下の知識しか持たぬ人に「人格に問題があり、極端に共感性が低い人が多い傾向が見受けられ」る。安倍晋三が筆頭ではないか。

知識というものは、持っている量に比例して増大していく。物知りとされる人の方が辞書をよく引くことが、それを表している。こんな至言がある:

The larger the island of knowledge, the longer is the shoreline of wonder.

--

The more I learn, the more I realize I don't know. The more I realize I don't know, the more I want to learn.


小さな知識で構成された世界で物事を判断するだけでなく、ときにその世界で裁判官にまでなる。そうして「裁判官の私が、『お前は間違っている』と言っているんだ」として私的制裁まで始めることがある。こういう輩に「それは自力救済だろう?」と言葉を返しても無駄である。

知らなければ、知ろうとして調べればいい。それをしない奴、つまり学習しない奴の相手はできない。

さらさら、ぷいぷい

  • 2017.06.17 Saturday
  • 18:10
「血液サラサラ(になります)」というようなコピーを、見聞きする。対語は「血液ドロドロ」。
「ドロドロ」とは語感がよくない。けれども、あまりに「サラサラ」だと怪我をしたときに止血できないんじゃないのかな。水分を多く摂ることがよいと言われているが、小生は「それ以上に水を飲んだら危ないよ」と医者に釘を刺されている。


さて。


ぷいぷいアンケート.jpg

これはサラサラならぬ「ぷいぷい」である。関西ローカルの「ちちんぷいぷい」という夕刻の番組でなされたアンケート結果。質問は「共謀罪法成立について」。

LINEでのアンケートなので、母集団が信頼できない、「リモコンのdボタン」だと違った結果になるはず。小生自身は「dボタン」で放送局に情報を送ったことはない。

「内容も手続きも反対」が一番多いというのは当然だろうけれども、「内容も手続きも賛成」「内容は賛成だが手続きは反対」というのが夫々、母数の一割ほどもいるのに驚いた。そうして「わからない、判断できない」というのは、法案や政治についてわかろうとせず関心すらない、安倍にとって一番都合のよい人たちの数だろう。

バカな首相はバカな有権者を求め、バカな有権者が期待に応えている。……、むなしい。

皐月の晦

  • 2017.05.31 Wednesday
  • 22:05
拙宅は発熱体で溢れているので、エアコンは今月半ばより稼働中。エアコンの使い方については、「部屋が冷えたらすぐにスイッチを切り、暑くなったらまたスイッチを入れる」という使い方をしている人が少なくないらしい。ストーブならばこのような使い方で構わないが、エアコンでこの使い方をすると寧ろ電力を食う。

室内を冷蔵庫の中に見立てればすぐにわかる。

「冷蔵庫内が暑くなってきたときだけ扉を閉めて、その他のときは開けておいて、コンセントも抜く」という使い方をする人はいまい。こまめにエアコンのスイッチをいじるのは、これと同じ。

だが、集合住宅のお隣は昨秋、住人が入れ替わったのだが、エアコンの室外機が見当たらない。前の住人のときは小さな子どもが二人いる四人家族だったので室外機はよく動いていたが、今は室外機そのものがない。還暦くらいの女性の一人暮らし。人間、歳を取ると皮膚感覚が鈍くなる。爺さんの風呂が熱い理由である。そして、冷房が苦手という年配者も多い。それは理解できないでもないのだが、高齢者が熱中症で搬送される場合、大概はエアコンが使われていなかったか、設置すらされていなかったケースである。


さて。

ITmediaニュースより:
サイト盗用、ソースコードごとコピペ 「堀江貴文プロデュース」アイドルプロジェクト中止
ITmedia NEWS 5/31(水) 17:03配信

 「堀江貴文プロデュース」をうたうアイドルプロジェクト「ゼロ アイドルプロジェクト」の公式サイトに、他サイトからの盗用があった問題で、運営者はこのほど、プロジェクトを中止すると発表した。「関係者に多大な迷惑をかけた」と謝罪している。
 盗用があったのは、堀江貴文氏がプロデュースするアイドルの初期メンバーを募るサイトで、堀江さんが運営するオンラインサロンの有志で結成した団体が20日に開設した。
 このサイトについて、別のアイドルプロジェクト「星座百景」の公式Twitterが5月21日、「弊社サイトとデザインが酷似どころかソースまで一緒」と指摘。ゼロ アイドルプロジェクト側は盗用を認め、同日、サイトを削除した。
 ゼロ アイドルプロジェクトが外部の弁護士に委任し、サイト作成者にヒアリングしたところ、「星座百景のWebサイトのソースコードをコピー&ペーストする形でサイトを制作していた事実を確認した」という。また、「作成担当者以外、HTML等Webサイト作成に関する専門家がおらず、類似のウェブサイトの存在の確認や、ソースコードの確認など、コンプライアンス上の確認は十分になされていなかった」としている。
 「総合プロデューサーである堀江貴文は、サイトの剽窃には一切関与していない」と釈明している。


早い話、民間の安倍晋三。
http://horiemon-idol.com
という名前そのまんまのサイトのトップページには、現在、以下のような文章が出されている:
当プロジェクト中止のお知らせ

平成29年5月21日に、星座百景様より、ウェブサイトの表現が酷似しているとのご指摘を受け、当プロジェクトのウェブサイトを一時休止した旨は、先般ご案内申し上げた通りです。

当プロジェクトでは、外部の弁護士に委任をし、ウェブサイトの作成担当者にウェブサイトの作成経緯についてヒアリングを実施致しました。

ヒアリングにおいて、当プロジェクトのウェブサイトの作成過程において、星座百景様のウェブサイトソースコードをコピー&ペーストする形でウェブサイトを制作していたとの事実を確認しました。また、確認過程で、当プロジェクトにおいては、作成担当者以外には、HTML等ウェブサイト作成に関する専門家がおらず、類似のウェブサイトの存在の確認や、ソースコードの確認など、コンプライアンス上の確認は十分になされておりませんでした。

そのため、先般ご報告していました通り、当プロジェクトのウェブサイトにおいて、星座百景様のウェブサイトを盗用・剽窃していた点、改めて事実としてご報告申し上げます。また、星座百景様はじめ、関係者各位におかれましては、ご迷惑をお掛けしたこと、大変申し訳ごさいません。

先般ご報告申し上げました通り、この件に関して、総合プロデューサーである堀江貴文は、サイトの剽窃に何ら関与しておりません。また、サイトの発注及び管理には一切関与しておりません。

本件を受け、関係者各位に多大なるご迷惑をおかけした事実を重く受けとめ、当プロジェクトは中止とさせていただきます。

また、当プロジェクトの運営責任者 下西竜二は今回の責任をとり、辞任いたします。つきまして、今後、堀江貴文が関係するアイドルプロデュースについて、当運営責任者が関係することはありません。

星座百景様、ご応募者の皆様、ご期待くださった方々、その他関係者各位には、大変なご迷惑をお掛けしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。

ゼロ アイドルプロジェクト
運営責任者 下西竜二

※フォント赤色は小生による

「俺には責任がないことをはっきりさせた文面にしろ!」という圧力がかかったであろう部分が、赤フォントにした部分。文面からは事業からの全面撤退ではなく、「今後」という言葉が使われているところから、熱りが冷めた頃に再び企てるのだろう。

このプロジェクトの趣旨は単純明快である:

「(堀江貴文が)若くてかわいい女の子と、地位を利用してタダでセックスをするため」。


秋元康がAKBでそういうことをしているであろうことは、多くの人が知るところ。単に明確な証拠が出てこないだけ。グラビアアイドルの世界でも同じような状況だと聞いたことがある。

「アイドルになってちやほやされたい」という願望を持つ女の子は少なくない。これは昨今に限ったことではなく、「スター誕生」まで遡る。女の子に限らず、男でも異性からの人気に気を悪くする奴はいない。

堀江貴文に話を戻せば、北海道の大樹町でロケットの開発をしていたんじゃなかったのかい?アイドルグループなんて何の関係もないじゃんか。

安倍晋三との違いは、動いているフィールドだけ「政界か民間か」。やってることは同じ。恥だとか罪だとかといった概念を持ち併せていないところも同じ。

焦燥

  • 2017.05.13 Saturday
  • 20:36
11日の朝日新聞の社説と12日の毎日新聞の記事。

まず朝日社説:
(社説)憲法70年 首相は身勝手が過ぎる
2017年5月11日5時0分

 きょう予定されていた衆院憲法審査会の開催が見送られる。安倍首相の憲法改正をめぐる発言に野党が反発した。改憲を悲願とする首相のふるまいが、国会での議論を停滞させている。皮肉な話である。
 首相は先週、9条に自衛隊の存在を明記し、2020年に改正憲法の施行をめざす考えを、読売新聞のインタビューと憲法記念日の改憲派集会に寄せたビデオメッセージで示した。
 だが、そもそも憲法のどの条項をどう変えるかを国民に発議する権限を持つのは国会だ。
 行政府の長である首相が、その頭越しに具体的な改憲項目や目標年限を示せば、与野党を超えた幅広い合意をめざしてきた憲法審が混乱するのは当然である。
 それでも首相が改憲という重大な発信をした以上、国会の場でその狙いや中身をただすのは野党の当たり前の仕事だ。これに誠実にこたえ、真意を説明する責任が首相にはある。
 だが国会での説明責任を、首相はあまりにも軽く見ている。
 衆院予算委員会で発言の意図を問われた首相は、国会審議には首相として出席しており、インタビューなどは自民党総裁として語ったことだと答弁。「自民党総裁の考え方は読売新聞に書いてある。ぜひ熟読していただいてもいい」と述べた。
 首相と自民党総裁の肩書の、なんとも都合よい使い分けである。国会議員の背後に多くの国民の存在があることを忘れた、おごった発言だ。
 野党の質問の多くにまともに答えない一方で、首相は「民進党も具体的な提案を出していただきたい」と挑発した。
 これも、手前勝手な「自己都合」の押しつけである。
 報道各社の世論調査を見ても国民の大半が改憲を望む状況にはない。なのになぜ、野党が改憲案を示す必要があるのか。
 首相は国会で「(改憲発議に必要な衆参の)3分の2を形成し、かつ国民投票で過半数を得ることができる案はなにかを考えるのが、政治家の責任ある行動だ」と述べた。
 首相が、日本維新の会が掲げる教育無償化を改憲項目にあげたのはそのためだろう。3分の2を確保するために「教育」を道具に使う。そんな政局的思惑が見える。
 自らの自民党総裁3選を視野に、東京五輪が開かれる2020年に、首相として改正憲法を施行したい――。首相は結局、自己都合を自公維の数の力で押し通すつもりなのか。
 1強の慢心というほかない。


毎日新聞の記事:
「読売熟読して」 メディア選別し利用、思惑は

 安倍晋三首相は憲法記念日の3日付読売新聞のインタビューと、同日の改憲派集会へのビデオメッセージを通じ、憲法を改正して2020年の施行を目指すと表明した。首相は第2次政権発足後、重要な政策やメッセージを発表する場合、記者会見などの開かれた場のほかに、一部のメディアをしばしば利用している。今回の手法にも「メディアを選別し、都合のよい情報発信をしている」との指摘が出ている。【青島顕、川名壮志】

 「自民党総裁としての考えは読売新聞に相当詳しく書いてある。ぜひ熟読してほしい」。安倍首相は8日の衆院予算委員会で、長妻昭氏(民進)から憲法改正発言の真意を問われ、そう強弁した。

「読売を熟読して」 国会答弁に騒然

 首相は内閣には改憲の発議権がなく、発言は自民党総裁としてしたものだと立場を使い分け、「(国会答弁には)首相として立っており、(自民党)総裁としての考えはそこ(新聞)で知ってほしい」と述べた。
 「新聞を読めってのか」。野党側は答弁を避けた首相に反発し、騒然となった。野党の理事に詰め寄られた浜田靖一委員長(自民)は「一部新聞社の件等々あったが、この場では不適切なので、今後気をつけていただきたい」と収めたが、首相はどこ吹く風の表情だった。
 首相は4月24日夜、読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆と会食した。その2日後の26日、失言問題で今村雅弘・復興相(当時)を事実上更迭した後、同紙の前木理一郎・政治部長のインタビューに応じた。
 読売新聞は1週間後の3日、「憲法改正 20年施行目標」「9条に自衛隊明記」との見出しで首相の発言を1面トップで報じ、4面の大部分を使って全文を掲載した。
 インタビューでは、現行の9条の条文を維持したうえで自衛隊を明記するという首相の意向が語られている。しかし、それによって自衛隊の役割が変わるのかといった肝心な点への質問はされないまま終わっている。首相は3日の改憲派集会にもビデオメッセージを寄せ、読売新聞のインタビューとほぼ同様の内容を語っている。

「批判的質問受けぬ方法選んでいる」

 鈴木秀美・慶応大教授(憲法、メディア法)は「重要な問題であるにもかかわらず、首相が一方的に意向を表明しているだけだ。批判的な質問を受けずに済む方法を選んでおり、メディアを選別した非民主的な手法だ。自民党総裁として党本部などで記者会見し、質疑応答の中で真意を明らかにすべきで、首相の発言とともに各メディアの分析や批判も報じられるのがあるべき姿だ」と指摘する。さらに「読売新聞も首相のメディア戦略に呼応し、利用されている。報道機関として期待される権力監視の役割を果たすどころか、政権に協力し一体化していると言われても仕方がない」と批判する。
 元テレビ朝日記者で「放送レポート」編集長の岩崎貞明さんは、読売新聞のインタビューが「改めて憲法改正にかける思いを」という質問から始まっていることに着目する。
 「現行憲法をどう考えるかを問うことから始めるべきなのに、改憲が前提の質問になってしまっている。いまの憲法にどんな問題があるかという視点に欠けており、変えることが双方にとって自己目的化しているのではないか」と指摘する。

「憲法論議を官邸主導にした」

 民主党政権で内閣広報室審議官を務めた下村健一・白鴎大客員教授(ジャーナリズム)は、読売新聞が1面の記事の肩書として「自民党総裁」を冒頭の2度のみにして、以後は「首相」を使ったことの効果に注目する。「安倍氏は国会で『総裁としての発言。読売を熟読してほしい』と答弁した。しかし、読者には首相としての発言として記憶されるし、首相と書かれた以上、内閣スタッフは首相としての安倍氏の意向をそんたくして動かざるをえない。結果的に安倍氏はメディアを使って憲法論議を官邸主導にした」と話す。
 読売新聞グループ本社広報部は毎日新聞の取材に対し、「取材や記事作成の経緯等に関しては従来お答えしていません」としている。
 歴代の首相は単独インタビューに応じず、記者会見の場でさまざまな形の質問に答えるのが内閣記者会との慣例になっていた。ところが12年末の第2次安倍政権発足後、単独インタビューを通じた情報発信を始め、各報道機関の申し出に応じるようになった。ただ最近は、発信の対象を一部メディアに限っているとの指摘もある。15年の安全保障関連法審議中に国民から反対の声が広がった時には、BS日テレとフジテレビに長時間出演した。

※フォント赤色は小生による

読売(日テレ)と産経(フジテレビ)は与党よりで、毎日(TBS)と朝日(テレ朝)は野党より。メディアによる論調の違いはない方がおかしい。よって、不満はあるものの国内のメディアという総体で見た場合は「あり」だと思う。

ここで、話は小生自身の話に脱線する。嘗て、バイト先で「給料の支払いの記録がこちら(の会社)に残らないようにしてほしい」と珍妙な願い出をしたことがある。安倍は同じことをしたのだ「『安倍晋三記念小学院』の設立に関して、『アベ』の名前を一切記録に残さないでほしい」。

「アベ内閣」「アベ政権」「アベノミクス」
一人称に自分の名前を使う幼稚園児のようだ。「アベ」と口に出すのが快感なのだろう。故に、自分の名前を冠する学校の設立は本望だったことだろう。だが、設立に自分を関与していない形にし、「私の考えに共鳴してくださった方が、学校まで設立してくださった」と今ごろ宣うつもりだったのだろう、半年前は。ここから高校と大学も作りたかったのかもしれない。

設立に関与する記録が存在しないことを確信しているので、「関与していれば総理だけでなく議員も辞職する」と早々に言い切った。

そうして、自分の名前が冠された小学校が軌道に乗った頃に、「これほどまでの支持者がいる、支持がひろがっている」と憲法記念日に改憲を加速させるスピーチを行いたかったのだろう。だが、小学校は想定外の攻撃に遭い、開校できなかったばかりか母体となる団体のトップから裏切られるという事態に至った。

5月3日には集会にビデオメッセージを送り、読売新聞に自説を載せさせた。読売新聞のそれについては「自民党総裁」という肩書きであったにも関わらず、自民党のサイトには一切載っていない。

要は反論が怖いのだ。故に記者会見でも質問する記者に質問内容を予め提出させる。外国人記者の「日本は難民を受け容れるつもりはないのか?」という予定になかった質問に顔をこわばらせ、「人口問題としては」と頓珍漢な回答をするしかなかった。ビデオメッセージと「味方」の新聞での発表ならば、反論が直接耳に届くことはない。「NEWS23」に出演したときに街の声が政策批判ばかりだったことに対して、「操作している!」と顔を紅潮させた。恐らく側近か参謀か知らないがそのような立場にいる人が「毎日や朝日にリアルタイムで出演させてはいけない」と判断したのだろう。一般市民ならば弁護士同伴という手もあるが、首相に弁護士を同伴させるとなると無能さを暴露することになる。


「指一本」「対案」

前者については「憲法については指一本触れさせないという態度でいいのか」と激昂したのだが、それ以前の会見で「日本人には指一本触れさせない」と宣ったことがある。ISIL(Islamic State in Iraq and the Levant) が攻撃対象に日本人も含むというようなことを宣言したときである。

後者については、今も懸命に連呼している「民進党は対案を出せ!」。憲法を変えるということが前提としてあるから、このような発言になる。現行憲法については「アメリカの押しつけだから」という理由以外の理由を聞いたことがない。GHQ草案が鈴木安蔵先生の憲法研究会に大きな影響を受けたこと、その鈴木安蔵先生が色川大吉先生や植木枝盛先生の影響を受けていたことを知らないらしい。

所有物、即ち必要なモノ

  • 2017.05.04 Thursday
  • 17:13
実は、小生の誕生月である。

月が変わってから「お誕生日おめでとうございます」というジャンクメールがわんさと届く。企業からのこれは、年々増えているように見える。で、「『おめでとう』というのなら何かプレゼントでもくれるんかな?」と思ったら、「買え買えキャンペーン」。少々値引きしてくれたり、ポイントが幾らか増えたりといった程度。支出を増大させられるだけぢゃんか!


さて。

たまには俗な雑誌から。
「週プレNEWS」より:
900人アンケートでわかった! 家電&生活用品、新生活「コレいらなかった大賞」1位は?
2017年5月2日 11時0分

春、新生活がスタートし、「冷蔵庫を買った、洗濯機も買った、テレビも買った。ひとり暮らしの最低限の準備が整ったぞ」とワクワクしている人は多いだろう。

「さて次は、すてきな朝を迎えるためにコーヒーメーカーを買おうか、それともフレッシュジュースを作るためジューサーにしようか」などと悩んでいる人もいるに違いない。

しかし、その買い物、ちょっと待ったぁ〜! 多くの人は経験があると思うが「コレ欲しいな」と思って買った品物でも“1、2回使っただけで、その後はお蔵入り”となっているものはあるはずだ。

そこで週プレは読者900人にアンケートを実施し、「新生活で“コレいらなかった”家電&生活用品」を答えてもらった。これからひとり暮らしを始める人は、この結果を参考にして自分にとって何が本当に必要なものなのかを見極めてほしい。

まず、第1位となったのは「ジューサー・ミキサー」だ。理由は「作るのに手間がかかる」「後片づけが面倒」「野菜や果物を買うのが大変」といったものが多かった。

結果、「これなら野菜ジュースを買ったほうがラク」ということになるらしい。もし、ジューサー・ミキサーの購入を考えているのなら、このへんをしっかり頭の中に入れておくべきだろう。

2位は「コーヒーメーカー」。「手入れが面倒くさい」という意見のほかに「ハンドドリップで十分」「インスタントを飲むようになった」という回答が多かった。

本格的なコーヒーは、朝、少しでも長く寝ていたい人や、家を出るまでの時間が短い人には、やはり使用後の掃除が大変なようだ。

3位は「加湿器」。「使用する時季が限られているので、普段しまっていると出すのが面倒になる」「部屋が狭いので洗濯物を室内に干すだけで加湿できる」「ただでさえカビ臭い部屋を、これ以上ジメジメさせてどうする」といった意見も。部屋の広さや、日当たりなども関係があるらしい。

4位は「炊飯器」。主な理由は「炊くのが面倒」「外食やコンビニ弁当を食べることが多いので」。ひとり暮らしでは、自炊よりも外食やお弁当のほうがどうしても手軽になりがちだ。

同じく4位は「ドライヤー」。意外なようだが「短髪なので必要ない」「自然乾燥」「よく行く銭湯にドライヤーがあるから、そこで乾かしている」というのが理由だ。

6位は「空気清浄機」。「使用前と後の違いがわからない」「電気代が心配」「音がうるさい」など。空気の汚れは目に見えないだけに、その効果がわからず使用回数が遠のいていくのか。

同じく6位は「トースター」。「食パンをトーストすることがなくなった。そのまま食べている」「パンは好きだがトーストに塗るバターが高い」など事情はさまざまだ。

8位は「ロボット掃除機」。「部屋が散らかっているため障害物が多すぎて掃除できない」「仕上がりに不満が残る」「動きが気になって落ち着けない」が主な理由だ。

そして、明日は、家電ジャーナリスト・安蔵(あんぞう)靖志氏とお笑い芸人・ヒロシがこれまでの経験と知識を踏まえて「コレいらなかった」ものを紹介しているので、専門家やひとり暮らしの先輩の意見をぜひ参考に!

(取材・文/村上隆保)


8位までしかないが、同点が二つあるので「要らないモノ十選」なのだろう。11位以下は、

・ホットプレート
・電気シェーバー
・アイロン
・マッサージ機器

サンプルが「(週プレの)読者900人」という、とても統計データとしては扱えないモノなのだが、調査内容が調査内容だけに構わない。

大学を中退して実家に戻ったのが、96年秋。追い出されるようにして出たのが、2003年夏。一人暮らしは2005年初頭からだから13年になるはずだが、1年8ヶ月の特殊な期間が存在するので実質は10年ちょい。それでも、この記事が想定している読者層よりもは、遥かに一人暮らしの経験が長いことになる。

上記記事の14の家電のウチ、所有しているのは4つ。どれも必需品で列挙すると、

・コーヒーメーカー
・ドライヤー
・空気清浄機
・電気シェーバー
(上記記事の「要らないもの」順)

一番理解できんかったのが、最下位の電気シェーバー「毎朝、剃刀で剃るのかい?」。小生は髪は多いがヒゲは薄い。よって、人前に出るときには必須。泉機器製作所と聞けば無名に感じるが、セイコーから技術を受け継いだ会社。製品はよくともブランドが浸透していないため、本来の評価よりも安い値段で売られる。KAWAIのピアノと同じ。

コーヒーメーカーは、ネスレのドルチェグストを毎日使っている。そんなにコーヒーに煩いわけではないのだが、いや、そうであるが故にカプセルをセットするだけのコーヒーは有り難い。

ドライヤーはパナのを使っている。「温風を出して髪を乾かすだけだろ?電力も食うし」という人が、特に男性に多いことは知っている。しかし、Panasonicの上位クラスのを使うと明らかな違いを実感できる。

空気清浄機は3台。風呂トイレ含めて35平米のアパートには過剰である。2台は自分で購入し、1台は讀賣新聞からもらった。記事によると効果を実感できないとのことだが、こちとら常時稼働させているので飲食店の喫煙スペースに近づけないくらい虚弱になった。

家電ではないが、必須であるモノに「浄水器」がある。トレビーノを常用(常飲)していて、外出時には必ず、空になったペットボトルにこの水を入れて携行している。昨今はアクアクララを店内に置いて「ご自由にどうぞ」としているところも多くなってきたが、拙宅のトレビーノと区別がつかない。

あまりにも簡単に読めること

  • 2017.04.24 Monday
  • 23:35
朝日新聞デジタルから二つ。
一つ目:
転落の始まりは10万円 銀行カードローンで狂った人生
2017年4月19日17時30分

 転落のきっかけは、ネット銀行に10万円の借り入れを申し込んだことだった。
 東京都内の元会社員の男性(57)は2013年秋、母親のがん治療費などですでに複数の消費者金融などから計100万円超の借金があった。返済がきつくなり、ネット銀のカードローンを頼った。ネットで申し込むと、審査は驚くほど簡単に通った。収入証明書も不要だった。
 融資枠はキャンペーンなどの誘い文句で増え、借入額は半年で200万円超に。他の銀行カードローンでも借り入れを重ねた。
 手取りは20万円余りだったが、毎月の返済額は十数万円を超え、行き詰まって今年1月、自己破産を申請した。「最初に借りたときはありがたいと思った。でも抜け出すのは難しかった。本当にバカでした」と男性は話す。
 債務整理にあたった森川清弁護士は「社会福祉協議会の資金貸付制度などを使えば、破産せずに済んだ可能性がある」と言う。公的支援を知る前に、街にあふれるカードローンの宣伝に触れ、「安易に借りて後戻りできなくなる人が増えている」とみる。
 この10年で、無担保の個人向けローンを巡る環境は大きく変わった。最大の貸し手だった消費者金融は多重債務が問題視され、06年の貸金業法改正で融資総額を「年収の3分の1以内」に規制された。利息制限法の上限(20%)を超える「グレーゾーン」金利は撤廃され、「過払い金」の返還請求で業績も悪化した。
 代わって貸し出しを伸ばしたのが、銀行のカードローンだ。銀行は貸金業法の規制外で、融資額の上限はない。タレントを使った広告で、1千万円という高額な融資上限をアピールするケースもある。貸付残高は消費者金融を上回り、16年末は約5・4兆円と、消費者金融などの約4兆円との差を広げている。
 埼玉県の男性(53)は病気で仕事を辞めた直後の13年夏、「宝くじに当たった」という詐欺メールで計800万円をだまし取られた。そのうち400万円は銀行がわずか1カ月のうちに貸し付けた。今年1月に自己破産を申請。「仕事を失い、まともな判断ができなかった」と男性は話す。
 別の40代の会社員男性は、競馬などで複数のカードローンの借金が1千万円を超えていた。そこへ15年初め、付き合いのない地銀から電話がかかってきた。「金利が安くなる」と勧められた「おまとめローン」で、1千万円を年利10%で借りた。他の借金はいったん返済した。
 しかし男性は競馬をやめられず、他の銀行からまた借り始め、借金総額は年収の3倍超の2600万円に膨らんだ。個人再生手続きをした三上理弁護士は「銀行は男性の返済能力をきちんと審査せずに貸し続けたのではないか」と話す。
 債務整理に取り組む弁護士らは、銀行カードローンの急増が、再び多重債務問題を起こしつつあると懸念する。個人による自己破産申立件数は昨年、13年ぶりに前年より増えた。銀行カードローンによる多額の貸し付けが影響している可能性がある。
 日本弁護士連合会は、銀行にも消費者金融と同様に、融資額の規制をかけるよう求めている。これに対し、全国銀行協会の小山田隆会長(三菱東京UFJ銀行頭取)は「一律に規制すれば利便性を損ねる」と規制強化に消極的だ。「利便性」の具体的な内容について、3日の記者会見で問われた小山田氏は明確には答えなかった。(藤田知也)

■銀行カードローンによる過剰貸し付けの例
・年収356万円の40代女性が433万円を借り、自己破産
・年収220万円の60代女性が500万円を借り、自己破産
・年収160万円の60代男性が226万円を借り、任意整理
・年収226万円の50代男性が960万円を借り、自己破産
・無収入の50代男性が収入証明書なしで300万円を借り、個人再生
・無収入の50代女性が収入証明書なしで170万円を借り、任意整理
※日本弁護士連合会が2016年6〜7月に調査



二つ目:
銀行カードローン、高額融資 80行「年収3分の1超」
2017年4月21日07時06分

 銀行の無担保の個人向け「カードローン」で、多くが消費者金融会社には禁じられている「年収の3分の1超」の貸し付けを行っていることが、朝日新聞の調査でわかった。年収を上回る貸し付けもあり、貸付額の上限がない銀行が高額な貸し付けを行っている実態が明らかになった。
 全国銀行協会の正会員120行に対して4月中旬に書面で聞き、101行が回答した。カードローンを提供しているのは96行。貸付額が「年収の3分の1を超える」のは80行で、うち19行は年収を超える場合もあるとした。「3分の1を超えない」は3行だった。13行は回答しなかった。
 改正貸金業法で消費者金融は「年収の3分の1超」の貸し付けが禁止されているが、銀行は対象外だ。アンケートで銀行にも「3分の1超」を規制すべきか尋ねたところ、「不要」が35行、「必要」は4行だった。62行は「わからない・未回答」とした。不要とした銀行は「適切に判断できる」「まとまったお金が必要な場合がある」、必要だとした銀行は「消費者の保護を優先すべきだ」などとコメントした。
 規制の必要性は認めつつ「一律に年収3分の1以下とするのは疑問」「保証会社に審査を任せる場合だけ規制すべきだ」との意見もあった。
 多重債務への懸念から、日本弁護士連合会は銀行への規制を求めている。全銀協は消極的だが、3月に過剰融資の対策を各行に求めた。アンケートでは77行が「対応している」とし、具体策として、広告の見直しや審査の厳格化を挙げた。(河合達郎、藤田知也)

■銀行カードローンに関するアンケート結果と主な意見

(全国銀行協会加盟の正会員120行に書面で聞き、101行が回答)

●カードローンの提供は?
している=96行
していない=5行

●単独で年収の3分の1超を貸し付けることは?
ない=3行
3分の1超はあるが年収は超えない=61行

年収を超える貸し付けもある=19行

●貸金業と同様に、銀行も貸付額を年収の3分の1以内にする規制は必要?
必要=4行
不要=35行
わからない=44行

●年収の3分の1超の貸し付けは、消費者に利便性がある?
ある=45行
ない=3行
わからない=34行

●全国銀行協会が求めた過剰融資対策への対応は?
している=77行
していない=6行

■銀行から寄せられた主なコメント
・低所得者や高齢者が生活費に利用。一律に規制すると生活に困る人も
・規制すれば、利用者が高金利の業者に流れる可能性がある
・一時的な大口支出に応える利便性がある
・借金を一本化する「おまとめローン」は、利息負担を軽減できる利点がある
・教育費や医療費に使われる場合もある
・消費者保護を優先して規制すべきだ
・銀行が自分で審査しない場合は規制を設けるべきだ
・銀行は信用がすべて。貸し手として責任を持たないといけない
・貸金業者への規制の抜け道に銀行が利用されている肌感覚がある
・自己破産の温床となる懸念がある。利便性が高いとは言いにくい

※フォント赤色は小生による

大方の消費者金融の初期設定枠は50万円である。この金額であれば「年収の3分の1以内」という枠も大概はクリアできる。でもって消費者金融の業者間で情報共有がされているようで、総額は200万円前後。単純に計算すると50万円ずつ4社から借りられることになる。200万円の借り入れに対して、20パーセント近い金利。金利だけで月々3万円になる。

ここで銀行の「おまとめローン」が出てくる。「15パーセントぐらいのやや低めの金利で(といっても十分高い)、ウチでまとめて面倒見ます」というアレである。確かに返済先は一箇所だけになり、金利も少しではあるが下がるので楽になる。楽になった気分になる。

しかし、銀行のローンでも月々の利息は2万円を軽く超える。毎月5万円以上を払い続けることになる。月収の手取りにもよるが、毎月5万円以上払い続けられるような人ならば初手から消費者金融の世話にはならない。

そうすると、である。チャラになったはずの消費者金融に、もう一度手を出すことになる。消費者金融の側からすれば50万円を貸して完済してくれた優良顧客であるので、喜んで貸してくれる。ここでも「数万円だけ」から始まるのだが、200万円の枠に到達するのは簡単である。その枠に到達する頃には、銀行のローンへの返済も完済とまでは行かないが、元本とそれなり利息を回収できる。

これ以上は借りられないので、必然的に自己破産となる。ポイントとなるのは、このときに銀行は損をしていないこと。200万円を貸して、15パーセントの金利は無理にしてもそこそこの利息つきで回収が終わっている。損失を計上するのは消費者金融業者である。

大手消費者金融の場合はバックに銀行がついている(主要株主)ことが多いから、警戒はするはずである。それでも過払い金だけで数十万円に達するような世界である。それより遥かに多い利息収入を得ていることになる。そうすると、損失を計上したとしてもトータルとしては利益を出していることになる。

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