睦月の嘆息

  • 2018.01.02 Tuesday
  • 18:15
Appleのサイトから:
2017年12月28日
iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、
お客様にお伝えしたいこと


バッテリーが古くなったiPhoneのパフォーマンスに関するAppleの対応や、Appleの対応をお伝えする方法について、お客様からフィードバックをいただいてきました。Appleへの期待を裏切られたと感じる方もいらっしゃるでしょう。心よりお詫び申し上げます。この問題に関しては多くの誤解が生まれているため、事実を明確にし、私たちが行う変更についてお知らせします。

何よりもまずお伝えしたいのは、お客様による製品の買い替えを促すために、私たちが意図的にApple製品の寿命を縮めたり、お客様の体験が損なわれるようにしたことはこれまでに一度もなく、今後も決してないということです。Appleの目標は常に、お客様が夢中になるような製品を作ることであり、iPhoneをできるだけ長く使えるように設計することはその重要な要素の一つです。

バッテリーの経年劣化について

すべての充電式バッテリーは消耗部品です。バッテリーが化学的に古くなるとその性能は低下し、充電された状態を保つ能力が落ちていきます。この化学的劣化プロセスに影響を与える要素は、バッテリーの充電時間とその回数だけではありません。

デバイスの使い方も、バッテリーが寿命に至るまでの間のパフォーマンスに影響を与えます。例えば、高温な環境の中でバッテリーを放置したり充電したりすると、バッテリーの劣化を早める原因になります。これはバッテリー化学の特性であり、業界全体で普及しているリチウムイオンバッテリーに共通しています。

バッテリーが化学的に古くなると、特にバッテリー残量が低下している時にピークエネルギーの負荷を処理する能力が落ちるため、状況によっては結果的にデバイスが突然シャットダウンする場合があります。
お客様がiPhoneの充電式バッテリーと、そのパフォーマンスに影響を与える要素についてより詳しく知ることができるように、iPhoneのバッテリーとパフォーマンスという新しいサポート記事を掲載しました。

言うまでもなく、私たちにとって突然の予期しないシャットダウンは容認できるものではありません。お客様の通話が途切れたり、写真が撮れなかったり、iPhoneでのそのほかの体験が中断されてしまうのは不本意なことであり、可能な限り防がなくてはなりません。

予期しないシャットダウンを防ぐ

Appleは1年ほど前、iOS 10.2.1で、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE上での予期しないシャットダウンを防ぐため、ピーク負荷時の電力管理を向上させるソフトウェアアップデートを提供しました。このアップデートでiOSは、シャットダウンを防がなくてはならない状況下で、一部のシステムコンポーネントの最大パフォーマンスを動的に管理するようになりました。ユーザーがこうした変更に気づくのは稀だと思われますが、場合によってはアプリケーションの起動時間が長くなったり、そのほかの部分のパフォーマンスが低下する可能性があります。

iOS 10.2.1は予期しないシャットダウンの発生を減らすことができたため、お客様から好意的な反応をいただきました。私たちは最近、iOS 11.2でこのサポートの対象をiPhone 7とiPhone 7 Plusにも広げています。
もちろん、化学的に古くなったバッテリーを新しいものと交換すると、標準的な条件下で操作を行った際のiPhoneのパフォーマンスは正常に戻ります。

ユーザーから最近寄せられたフィードバック

この秋、特定の状況におけるパフォーマンスの低下を感じた一部のユーザーからフィードバックが届くようになりました。私たちは当初、過去の経験にもとづき、この問題は二つの要素が組み合わさって起きると考えていました。一つは、オペレーティングシステムをアップグレードした際に、iPhone上での新しいソフトウェアのインストールやアプリケーションのアップデートによって起こる一般的で一時的なパフォーマンスへの影響。もう一つは、最初のリリース時にあったものの、後に修正された小規模なバグです。

私たちは今、こうした体験をお客様にもたらしたもう一つの要因が、古くなったiPhone 6とiPhone 6sに使われているバッテリーの継続的かつ化学的な経年劣化であることを認識しています。そしてこれらのiPhoneの多くで、購入時のバッテリーがそのまま使われています。

お客様の懸念への対応

私たちは常に、お客様がご自身のiPhoneをできるだけ長く使えるようにしたいと考えてきました。Apple製品がその高い耐久性で知られており、競合他社のデバイスよりも長い間価値を保てることを私たちは誇りに思っています。
お客様の懸念に対応し、お客様によるご愛用に感謝する同時に、Appleの意図に疑問を抱いたすべての方の信頼を取り戻すために、私たちは以下の対応をとることを決定しました。

・Appleは、バッテリーの交換が必要なiPhone 6以降をお持ちの方全員に対して、保証対象外のiPhoneのバッテリー交換の金額を8,800円から5,600円減額し、3,200円とします。この対応は2018年12月まで全世界で継続します。詳細は近日中にapple.comでお知らせします。

・2018年の初頭に、iPhoneのバッテリーの状態をユーザーにわかりやすく示す新機能を持ったiOSのソフトウェアアップデートを提供します。これにより、ユーザーはバッテリーの状態がパフォーマンスに影響を与えているかどうかを自分で確認できるようになります。

・Appleのチームはこれまで通り、お客様の体験をさらに良いものにするための取り組みを続けます。これには、バッテリーの経年劣化に伴うパフォーマンスの管理方法の改善と、予期しないシャットダウンを防ぐ対策の強化が含まれます。

Appleにとって、お客様の信頼ほど大切なものはありません。私たちはお客様から信頼を得て、それを保つための取り組みをこれからも絶えず続けていきます。お客様がAppleを信頼し、支えてくれるからこそ、Appleは自らが夢中になれる仕事ができるのです。私たちAppleがそのことを忘れたり、そのことを当たり前だと思うことは、決してありません。


スクリーンショット 2017-12-31 13.36.46.jpg

iPhone 6(Plus)でiOSをアップデートすると非常に動作が重くなるという声は、複数の林檎仲間から聞いていた。確かにiPhone 4で目一杯OSをアップすると、動作が遅くなる。ただ、iPhone 6のポテンシャルを考えると、ここまで重くなることには疑問が残っていた。

文中では回りくどい説明になっているが、今回のアップデートではバッテリが古い場合には意図的に速度が低下するように設計されているということ。こういう設計もありだとは思うが、そうであるならば新しいOSの説明に加えるべきである。OSそのものはフリーで配布されていて尚且つ、アップデートは一方通行なのであるから、余計にである。

上の文章では「誤解によって不満を抱くようになったユーザがいる」ということになっている。そうしてリチウムイオンバッテリの特性がどうこうという説明に終始していて、Appleの設計そのものには問題がない、それどころかそれは常にユーザのことを一番に考えているからとまで。もし、このポリシーを突き通すのであれば、バッテリ交換の料金を半額以下にまで下げる必要はない。半額以下に下げるのであれば恒久的にやるべきで、期間を設定するべきでもない。

今までOpenDocやQuickDraw、Newtonなどなどの失敗したプロジェクトを見てきたし、最近ではことえりが斬り捨てられた。だが、今回のバッテリ問題は質が違う。Appleは苦情とは言わずにフィードバックと言っているが、ベンチテストまでしたユーザの声が届くに至り、放置できなくなったのだろう。

何よりもまずお伝えしたいのは、お客様による製品の買い替えを促すために、私たちが意図的にApple製品の寿命を縮めたり、お客様の体験が損なわれるようにしたことはこれまでに一度もなく、今後も決してないということです。と文中にあるが、Appleがたとえそのように考えていたとしても、少なくとも小生は動作速度の著しい低下を感じたし、それが故に新しい機種を買うことを余儀なくされた。バッテリ交換で済むことがわかっていれば、それで済ませていた。



はぁ。。。

山葵辞書の作者 on かわせみ2

  • 2017.12.15 Friday
  • 22:36


この画面を表示させるために、幾つもの出費を強いられた。

先ず、Thunderbolt接続のHDD(1TB)に2万円ほど。一番安い店だと19,000円そこそこであったのだが、Yahoo!ショッピングでもらえる3,000を超えるポイントに揺れた。おかげで、ドルチェグストのカプセルと普段行く喫茶店の会計代が浮いた。

そうして、OSのアップデート。MavericksからHigh Sierraへの三段跳び。MavericksはiMac本体に残したまま、Buffaloの外付けにHigh Sierraを。そうすると日本語入力が使えない、使えない。ATOKよりも安い「かわせみ2」をオンラインで購入。これが2千円ほど。

よって、こんな状態:


……、林檎はカネがかかる。

「窓」

  • 2017.12.03 Sunday
  • 17:59
ずっとOS10.9.5で頑張ってきたのだが、最新版のiTunesをインストールできない事態になってしまった。
しかし、日本語入力環境として「ことえり+山葵」は捨てられないので、Thunderboltで外付けハードディスクを繋げ、そこに別のOS(最新のOS)を載せることにした。そうすると「この際、Boot Campを使ってみようか」という欲も出てきて、「2TBのHDDを購入して1TBずつに分ければいいかな」と考えた。

しかし、小生が最後に触ったWindowsはMeだったか98SEだったかで、二十年近く前のことである。Macでいうなら8.6の頃。よって、Windowsにも詳しい林檎の知り合いに訊ねてみた「128GBもあれば十分ですよ」。

へぇ、そうなんや。ならば1TBのHDDで足りそうだ。持つべきものは親切な知人である。

Windowsについては、ドンキホーテが出した19,800円のノートがネットでの話題を席巻している。これ
キーボード配列に強引なところがあるけれども、下手なタブレットを購入するよりはずっとよいと思える。タブレットにBluetoothキーボードを繋いで使っている人もいるが、所詮はデカくなったスマートフォンであり、メインマシンとしては使えない。

スペックを見ると、エンジンが非力でメモリも2GBで換装不可。ストレージは32GBである。microSDスロットがあるので、そこへ逃がせということだろう。

19,800円という価格も魅力。仮にウイルスに感染しても被害は小さい(使い方にも依るけど)。この騒ぎにSOTECがデスクトップパソコンを10万円以下で発売した光景が重なる・・・のは70年代以前の生まれの世代。

買うつもりはなかった。

  • 2017.11.27 Monday
  • 18:58
iPhone 8 Plusのこと。明後日の昼、届く。
現在使っているのは6 Plusであり、2015年の春に買った。現行品から見ると三世代前の製品になるのだが、とりたてて不便はないし、iOS 11にしてからもたるようなことも増えたけれども、それでもまぁ小生が使う分には問題はなかった。しかし、致命的な欠陥が現れてきた「バッテリの劣化」。

話は逸れるが、最近、劣化という言葉が女性有名人の容姿に対して使われることに、物凄く不快な思いをしている。誰でも歳を取るし、二十代を過ぎれば誰でも身体機能は衰えてくる。

話を戻す。6 Plusのバッテリが半日も持たなくなったのである。バッテリ交換も考えたが、Appleでもそこらの業者でも料金は変わらない。8千円から1万円する。ならば、仕方がない。8 Plusの256GBを買うことにした。

機種代金124,560円というのは、大手三社共通。Appleの直販より9千円ちょい高いのだが、毎月の割引で総額は6万円を切る。加えて、半年経てばSIMロックを無料で解除できる。

現在、SoftBankには7,514(+通話料)円(税込)を毎月払っている。通話料が300円を超えるようなことは滅多にない。

通話料金別で7,514円と書くと、スマートフォンの平均的な利用料金に見える。少し高いのかもしれない。しかし、ここには自宅のネット使用料まで含まれている。7,514円を携帯の料金とネットの料金に分けると、
携帯の料金:5,940円
ネットの料金:1,574円
(共に税込み)
となる。このネットはADSLであるので、実効値はNTTの基地局からの距離に大きく左右される。

拙宅(の無線LAN)の実効値:


上りと下り、まさにアシンメトリーである。それでも下り16Mを1,574円で利用できるのは、コストパフォーマンスがずば抜けている。無論、NTTの回線に乗せるのでNTTの基本料金が別途必要であり、それは毎月1,558円(税込み)である。そうすると、「下り16M」の実質的な使用料金は3,132円となる。光回線を引けばもっと速くなって安定するのだろうけれども、自分に必要なものを安い価格でまかなう点で考えると、光回線を引くよりも優れている。

7,514円にこれから二年間、2,380円が乗ることになる。9,894円。NTTの基本料金を加えると11,452円プラス通話料が毎月の通信費になる。

もう神無月か

  • 2017.10.05 Thursday
  • 18:39
「かんなづき」の「な」が助詞だと知ったのは、つい最近。「みなづき」も同じ。
思い込みによる判断は怖い。

で、ブログの更新が滞っていた理由:
冒険表.jpg

冒険裏.jpg

こんな本を読んでいたから、である。古本ではあるが誰も読んでいないものであったらしく、スリップも愛読者カードも挟み込まれたままだった。

愛読者表.jpg

愛読者裏.jpg

郵便番号が5桁で、平成10年とは1998年のこと。MacOS8.xの時代。メインマシンはMavericks(これも最新OSからは遅れているのだが)だが、Mirrored Drive Doorsの起動ディスクは9.2.2にしてある。

Cyberdog_and_ColorHyperCard.jpg

Cyberdog2.0とHyperCardのカラーバージョン。趣味の世界。

routine ?

  • 2017.09.13 Wednesday
  • 21:25
毎年夏に、アルバムをリリースするアーティストがいる。冬にリリースするアーティストもいる。ファンは当然、心待ちにしている。作り手が冒険をすると「期待外れ」と言われ、従来の路線を踏襲すると「マンネリ」と批判される。それ以前に、「アート」は予め設定された期間に於いて定期的に創ることができるようなものでもない。

自動車業界では5,6年で新モデルが発表される。燃費向上や安全装備の発展など、目指すべき方向が見えているだけアーティストのアルバムより楽かもしれないが、現在の日本車であれば短くとも10年くらいはモデルチェンジは要らないように思える。

ここでやっと本題である「昨日のアップルの発表」。

倒産寸前の会社を救ったiMacの発表以来、たくさんの技術と商品が発表され、それらはユーザの期待を超えるものばかりだった。それでも、常に人を驚かせるのは難しい。他の会社のことは知らないが、アップルに関して言うならば、毎年秋の新製品発表をやめてしまえばいいのではないだろうか。

iPhoneについては「6」→「6s」については少々の進化があった。しかし、その後の「7」は惰性としか見えなかった。そうして今回も、惰性。名前こそ「8」になったが、デザインはそのまま。これではあまりに新鮮味に欠けると判断したのか「X」なるモデルも同時発売された。

手許にあるのは3世代前の「6 Plus」であり、使い始めてもうすぐ二年半になる。使っていて何の不満もない。

タブレット?

  • 2017.06.11 Sunday
  • 16:47
こういうのを見ると絶望的になる:



「就活が楽になったから」というのは「株価が上がったから」というのと変わらない。程なく早期退職を勧告されたり、株が暴落することに思いが至らんのだろうな。


さて。

二十数年前ならばスズキとダイハツの軽自動車は、以下の車種を覚えていれば足りた:
ミラ、オプティ、ムーヴ・アトレー・ハイゼット
アルト、セルボ、ワゴンR・ジムニー・エブリイ・キャリイ

今は「全長と全幅が制限されている中で、そこまでバリエーションが必要なのか?」と思わされる程の車種が出ている。
同じことは林檎にも言えて、入門用のiMacとプロ向けのMac Pro、ノートタイプのMacBook(Pro)があれば足りたし、今でもそれで足りる。そこへタッチパネルのデバイスとして、iPod touchにiPad、iPhone。特にiPadにはいろんなサイズが存在し、二種類の大きさのiPhoneを加えると「どのサイズも用意しております」状態。

小生はiPadの使い方を知らない。いや、持ってはいる。持ってはいるのだが、使い途がわからない。しっかりした作業であれば、キーボードは必須。iPad向けの純正キーボードもあるが、MacBookとは別物。

タブレットは商売人が資料を提示するのには向いているだろうが、逆に言えばそれくらいしか用途が思いつかない。

7 and the after

  • 2016.11.22 Tuesday
  • 18:15
iPhone 7は横向けに置けば、左右に夫々スピーカが配置され、そのままでも臨場感豊かな音を再生できるという。

で、ショップに行って試してみた。予想通りの残念な音だった。この筐体から楽しむに堪える音を出すのは無理。物理学に反する。スポーツカーとバンとでは空気抵抗が異なるのと同じ。

そうして、iPhone 7からはイヤフォンジャックが省かれた。有線を望むならば「Lightning端子からアダプタを使え」ということらしい。

ヘッドフォンならば、こういうものが欲しい:


だが、これのBluetoothリモコンは、小生が浴室で使っているスピーカのそれと同じらしい:


スクリーンショット 2016-11-23 2.22.02.jpg
Siriだけで操作するよりも格段に使いやすそうである。このヘッドフォンも通話対応。この形状でうまくやったと思わされる。

うーーむ。悩む、悩む。

林檎の欠片

  • 2016.11.08 Tuesday
  • 00:02
小生が初めてiTunesを利用したのはいつだったか、正確に思い出すことはできない。
ただ、iTunesがリリースされたのが2001年1月であることと小生の今までの林檎遍歴から考えれば、「2001年から2003年の間に、ボンダイブルーの初代iMacで」ということはわかる。

しかし、初代iMac [iMac Rev.A] は音楽を扱うマシンとしては使いもんにならんかった。オーディオ出力はヘッドフォンのミニジャック、入力もミニジャック。当時まだ主流であったFDDはなくなり(この辺りの事情は昨今のiPhone 7のイヤフォンジャックの件に似ている)、CDは読み込めるもののライティング機能はなし。残されているのは二つのUSB端子とEthernet端子、ダイヤルアップ接続のモデム端子。これだけであった。オンラインで送れる情報はテキスト情報と静止画が精一杯だった頃なので、圧縮されたMP3と雖もサウンドデータを送ることなんて一般では無理であった。よって、当時は最小化された音楽データであるGM規格に準じたMIDIデータのやり取りがされていた。音源はRolandのSoundCanvasがデファクトスタンダードだった。

iTunesの少し後に発売されたのが、iPod。まだMDウォークマンが広告を出していた頃だったので、Mac Userの使うキワモノ商品だった。iTunes Storeの商品がどれだけ充実していたかは覚えていない。だが、手持ちのCDを読み込ませるとiTunesのインストールされているマシンがオンラインである限り、Appleのサーバに問い合わせてくれてアルバムタイトルから収録されている曲のタイトル、アルバムのジャケット写真まで送り返してくれた。このことは今でも案外知られていないようで、iTunes Storeでアプリを買うのと同じように楽曲を買う人が少なくない模様。その辺りのレンタルショップで借りてきたCDをMacのCDスロットに放り込めばいいだけの話なのだが(昨今は殆どのPC(Mac、Winを問わず)がネットに繋がっているので、それだけでジャケット写真まで出てくる。実を言うと小生のピアノアルバムも一枚、Appleのサーバに登録されている)。

転機は2008年だったか。iPhoneの日本での発売である。
発売されたモデルは [iPhone 3G] でキャリアはSoftBankだけであった。まだvodafoneから買収して時間が経っておらず、「SoftBankは繋がらない」と認識されていた頃だった。OSも [iPhone OS] というもので、手渡されたiPhoneに載っていたOSは2.xであった。このiPhoneについては発売前から「売れない」と酷評されていた。曰く、

・カメラの性能が低い
・日本語入力の変換精度が低い
・コピー&ペーストができない
・赤外線機能がない
・おサイフケータイの機能がない
・ワンセグがない
などなど。

逆に言えばこの酷評があった故に、日本での発売時に大きなトラブルにはならなかった。確かにApple Storeに並ぶ人はいたが、「iPhoneを使うにはiTunesが必要である」という知識は、買う以上は当然とされた。求めるのはユーザだけだったので、それで問題は生じなかった。

これの真似をして大失敗したのが2012年に発売した楽天koboである。アクティベーションできないユーザに対して三木谷は、「ITリテラシーの低いユーザ」と言い放った。

koboは措いておいて、iPhoneである。電車に乗ると八割方の乗客がスマートフォンを弄っている。そのうちの三割から四割がiPhone。

満員電車などの状況を利用して「何をしているのか?」と横目に見ると、「落ちものゲーム」「LINE」「Twitter」。

「iPhoneは持っているけれども、自宅にはパソコンはない、ネットは引いていない」「iTunes?同期?」という輩には最早驚かなくなった。

小生がiPhoneで最も重用しているアプリケーションは「メモ」である。iCloudで同期設定さえしておけば、同じアカウントで登録している自宅のiMacやiPadにもリアルタイムで変更が利く。ちょっとした思いつきや備忘録にもってこいなのだが、メモを多用しているという人を近辺で見つけることはできない。ピクチャも同期できるのだから、プライベートEvernoteと言っても過言ではない。だが、利用、活用されているとはとても思えない。

斯様な状況であるが故、ここまでiPhoneが普及してもFaceTime(オーディオ)が使えないという状況が生じる。

iPhone 7に関する個人的感想

  • 2016.09.15 Thursday
  • 20:54
小生ののiPad 2(16GB)は、2012年の4月に朝日新聞デジタルを二年間購読することでもらえたもの。「どこまでA5チップでOSのアップデートについていくのだ?」と思っていたのだが、今回のアップデートでやっと対象外となった。ま、HDRとしか使っていないので問題はない。

同時に、A5XであるiPad 3も対象外に。どちらも [9.3.5] が最終バージョン。A4であるiPhone 4は[7.1.2] まで。よって、拙宅のiOSデバイスは5つあるが最新OSに対応できるのはiPhone 5とiPhone 6 Plusの二つだけとなった。iPhone 5(A6)が最新OSに対応できなくなるのも、そう遠い日ではあるまい。

21世紀に入ってからのAppleは、毎年秋に新しい製品とシステムの発表をしている。ユーザも新しい技術に期待をしていて、Appleはそれに応えてきた。だが、技術の進歩は時間の経過と比例するものではない。向日葵ならば放っておいても太陽に向かってぐんぐんと伸びるが、技術は人が開発するものである。

音楽界にも同じような現象は見られて、定期的に新しいアルバムを発表するアーティストがいる。それまでの路線を踏襲したならばマンネリといわれ、新しい路線に挑戦すると「らしさが消えた」と言われる。

今、小生の眼前にあるiMacは [MC812J/A] という型番のもので、Mid. 2011とも言われる。演算速度を始めとする諸元を見ても、最新型と殆ど変わりはない。即ち、数学者や物理学者が特別な演算でもしない限り、言い換えれば一般人が使用する範囲内に於いては、十分な能力を有していると言える。例外は画家であり、彼らの要求に応えるには、まだ進展の余地がある。

しかし、そのような用途でもない限りは、つまりユーザを平均的な現在の日本人と限定するならば、時間に比例する進歩を提示するのは極めて困難である。

携帯電話に限らず、凡そ全ての耐久消費財はライン行程で生産されている。とすると、新しい製品が売れなければライン工は失職する。次に現場の販売員が失職する。一次産業と二次産業の最大の違いは、一次産業は臨界点に達するとその辺りで安定するが、二次産業の場合は臨界点に達した途端に需要が急減しするところである。オーブンレンジや電子レンジ、冷蔵庫を二台買う世帯は存在しない、あるとすれば例外である。

ボタン付きの従来型の携帯電話からスマートフォンへ変わったのは、転機であった。だが、今のところスマートフォンに代わり得るデバイスは見当たらない。ハードでの進展が期待できないならばソフトで期待することになるが、ソフトでも期待できない状況。

映像処理や画像処理の分野ならば伸びしろがある。だが、それ以外は音声認識やかな漢字変換の精度向上くらいしか小生には思い浮かばない。十万円を超える買い替え費用に見合わない。

同様のことは自動車にも言える。小生の先輩に対して、十年以上乗っているシエンタを買い替えないかとディーラーがうるさいらしい。だが、異音や異臭、妙な振動は感じないので乗り続けるという。それでいい。

モデルチェンジした新型が売れなければ、ライン工が失職する。とはいえ、他の職種に就いている人のために無駄な出費をする余裕など、庶民にはない。パソコンや携帯電話でも事情は同じ。


そんなにぎょーさんつくってどーするん?

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