昨夜、39,800円の商品をVISAデビットカードで購入した。小生のこのカードはJALと提携しているカードなので、200円につき1マイル貯まる。よって、199マイルが加算される。このマイルは10,000マイルまで貯めないと他のサービスや商品に交換できないのが難だが、このくらいならば理解できる範囲。
そうして、購入はYahoo!ショッピングを使った。そこに出店している店が「ポイント5倍」と宣伝していたので、Tポイントが1,990ポイント貯まる。いつも利用する喫茶店のモーニングであれば、三食分を超える。有難い。ここまでも、まぁ理解できないこともない範囲。4万円のモノを買って2千円近くの実用的なサービスとして戻ってくる、これは値引きに等しい。尚、39,800円と冒頭に記したが、これは価格.comでの最低価格であってYahoo!ショッピングや楽天市場の他の店、実店舗ならば5万円を超えて売られていることもある。事情はAmazonも同じ。39,800という数字は、仕入れ値から逆算すると限界値なのだろう。その限界値をどこの店もネットに出しているとするならば、ポイントのようなもので勝負するよりない。結果として小生は「199マイル」と「Tポイント1,990」を頂いた。
だが、話はここでは終わらない。
Yahoo!プレミアム会員限定!ポイント5倍!:1,592ポイント
ソフトバンクなら ポイント+5倍キャンペーン:1,990ポイント
Yahoo!プレミアム会員限定 掲載ストア対象ポイントキャンペーン:2,388ポイント
というものがついてきた「5,970」。これは使用期限が定められていて、Yahoo!関係の店でなければ使えない。使えないのだが、ヤフオクを使ってほぼ同額のAmazonギフト券に化けさせることができる。ほぼ6千円ともなれば相当な額である。
ここまでで、
・199マイル
・1,990ポイント(Tポイント)
・5,970ポイント(期間限定Tポイント)
加えて、Yahoo!ショッピングに行く前にPanasonicの「コインモール」というところに寄り道した。そこを経由すると1%分の「Pコイン」になるとのこと。39,800円だから398Pコイン、しかも今はセールだかなんだかでそれが3倍だという。よって、1,194Pコイン。これもそのままAmazonギフト券に化ける。
とすると、である。小生は39,800円の商品を購入して、
・喫茶店で1,990円として使えるポイント
・Amazonギフト券に化けさせることのできる期間限定Tポイントが5,970ポイント
・Amazonギフト券に化けさせることのできるPコインが1,194コイン
合計9,154円相当を値引きとして得たことになる。39,800円で9,154円であるから、商品価格の23%に相当する。しかし、そもそも39,800円は安値の限界のはずである。モノが売れない時代に、今回の利益を犠牲にしてでも次回の利益で元を取ればよいという考えが明らか。「300円以下の外食は利用しない」と公言している小生であるが、一万円を超える商品だと話は異なる。販売者のクビを絞めていることは承知していて、巡り巡って自分のクビを絞めるであろうことも承知している。
だが、目先の一円なのである。
それが翌日、どれだけ大きく化けるとしても、眼前の一円がなければ「翌日」は来ないのである。
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アベノミクスのトリクルダウンとやらがうまくいっていないのは、政治屋がここを理解できていないからである。そんな阿呆な内閣の支持率が40%を超えている?理解不能。