Floppy Disk Drive

  • 2017.01.21 Saturday
  • 19:25
今頃になってフロッピードライブが必要になるとは思わなんだ。
いや、隣室であるPRIVATE STUDIOにはフロッピードライブの付いている機器が5,6台あるのだが、フォーマットはその機器専用。だが、SMFを扱えるQ-80EXがバルク品ではあるが完動品として入ってきたので、そこにデータを移すため。

それも2DDである。720KB。

ただ、MIDIデータは単純なデータなので、かなり凝った曲を書き上げたとしても100KB程度に収まる。側にはMirrored Drive Doorsもあるのだが、こんなものにフロッピードライブが付いているはずがない。

でもって、USB接続のFDDをWebで探した。ノーブランドの新品か有名ブランドの中古かで迷ったが、後者にした。有名ブランドの新品という選択肢もあったのだが、FDDなんぞに数千円も出せるかいな。

動作チェック済のものを500円(税込)で調達。いやはや。

MIDIチャンネルの備忘録

  • 2016.10.21 Friday
  • 23:48
このような自宅スタジオを構えているワケだが、5pinのMIDIケーブルで繋ぎ合わせているため、必然的に同時に使える楽器は16までになる。

実際に指を走らせるのは、MP8IIとSY99の二つ。MP8IIはピアノタッチなので他の音色には使い辛い。よってSY99をMIDIローカルオフの設定にして、送信チャンネルを変えることで他の機器を鳴らすことになる。SY99の鍵盤はFS鍵盤で弾きやすい上に、76鍵ある。

01ch:K5000S(TWIN)
02ch:PIANO(MP8II) + K1(TWIN)
03ch:JV-2080
04ch:K5
05ch:NS5R
06ch:SY99
07ch:Voice(MP8II)
08ch:PLG150-DX(TWIN)
09ch:TQ5
10ch:PLG150-DR
11ch:EP(MP8II)
12ch:DR(MP8II)
13ch:VZ-1
14ch:XD-5
15ch:SY85
16ch:SFX(MU2000EX)

未来形には濁点がつく

  • 2016.09.19 Monday
  • 20:36
Yahoo!BB ADSLの宣伝がまた派手になった。

12Mのプランで「月額1,272円(西日本)、ユニバーサル料金3円、標準工事費80円」だという(税別)。SoftBankのスマートフォンを利用している場合、500円が引かれるという(これに対する消費税の扱いはわからない)。そうすると、ADSLの利用料金が月額772円になる。しかし、この500円の値引きは2年間だけだという(小生の場合)。

拙宅では「ホワイトBB」という50Mのプランを利用して4年を超える。「月額1886円、ユニバーサル料金3円」(税別)であり、携帯電話の料金からは434円引かれる(何故かこれにも消費税が加わる)ので月々の支払いは1,455円(税別)である。速度も下り16Mが出ているので、問題はない。Yahoo!BBの12Mだと8Mくらいが最大値と思われる。規格の関係で12Mを超えることはない。そうであれば、今のプランを使い続ける方がよいことになる。デメリットは、

・キャリアアドレスがないこと
・携帯電話のキャリアをSoftBankから変更できないこと

であるが、一つ目は己のドメインを持っているので問題にならない。二つ目は地域による違いが大きいと思われるが、小生が動く範囲であれば問題なく繋がり、下りの速度も30M以下になることはない。「vodafoneは使い物にならない」とされていた地域なので、ユーザの絶対数が少ない。SoftBankに買収されてからエリアが急拡大したが、ユーザが同じ割合で増えるワケではない。特に当地のような田舎の場合は、住民のメディアリテラシが低く「電話はやっぱりNTT」のまま。おかげで空いている高速道路状態。

ADSLにはメタル回線が必要なのだが、拙宅の場合は月額1,558円(税込)。たまに「光にすると安くなります」という電話が掛かってくるが、固定回線とADSLをあわせて3,200円に達しないというと絶句される「どのような環境なのですか!?」。


さて。


2DKのアパート、襖の向こうはPRIVATE STUDIO。機材は着々と増える。主としてキーボードなのだが、直近は一ヶ月前のブラザー(今は電子機器メーカだが、元はあのミシンメーカ)のキーボードである。欲しいキーボードは楽器屋にはないのでオークションで探すよりない。実は今現在も、虎視眈々と狙っているものがある。こういうことを伝えると「まだ買うん!?」と言われる。購入した後に伝えると「また買ったん!?」。

狙っているのが何なのか、それは絶対に教えない。教えても欲しがる人は稀だろうけれども、教えない。今のところは入札はゼロ。既に一回、流れている(落札者なしで再出品されること)。

、欲するのである。

3→5→1→4→5000

  • 2016.09.18 Sunday
  • 20:34
タイトルと同じような流れとしては、

9000→9500→4→8→8II→5→10→6→11→7

というものがある。タイトルはシンセサイザーの型番で、リリースされた順。9000から始まるのはSTAGE PIANOのそれ。何れもKAWAI。タイトルのものにはアタマに [K] がつき、9000からのには [MP] がつく。

[K2] が出なかったのは、山の名前と重なるからか?
STAGE PIANOの場合、4, 5, 6, 7はそれぞれ前の数字のバージョン(9500, 8II, 10, 7)のプラスチック鍵盤バージョンで、基本的な性能は同じ。KAWAIのデジタルピアノは木製鍵盤を売りにしているので、プラスチックのはあくまでも例外。

シンセサイザー分野からは撤退したので問題はないが、STAGE PIANOは現行品。日本での知名度は低いが欧州では高い評価を得ている。次のSTAGE PIANOのモデルはMP12になるものと思われる。だが、プラスチック鍵盤バージョンに割り当てる数字が空いていない。

どないなるんやろか?

瞬殺

  • 2016.08.02 Tuesday
  • 13:17
「文月の晦」「葉月の朔」というタイトルで何かを書こうと思っていたのだが、昨日は一日中、復旧作業に追われた。

雷雨の激しかった31日の夕方、ほんの一瞬だが停電が起きたのである。

雷そのものに対してはサージ電流対策を行っているので、直撃やすぐ近くにでも落雷しない限り大丈夫である。停電に対しても、対応策は用意してある。だが、「一瞬だけの停電」には手の施しようがなかった。

そのとき、シーリングライトが消えてiMacもシャットダウンした。しかし、「瞬く間」という表現がそのまま当てはまるかのようにライトが再点灯した。Macも昔のものならば大変なことになっていたが、今のMacはトラブルに強い。PRIVATE STUDIOと寝室にそれぞれあるONKYOのオーディオは時刻がリセットされてしまった。だが、これは簡単に対処できる。

問題はMIDIデータである。

「停電が起きれば、すぐにA-880(MIDIパッチベイ)のスイッチを切る」。プッシュボタンは前面にあるのでワンモーションである。そして通電を確認してからスイッチを入れる。というのは、電源投入と同時にプログラムナンバー[000] を全チャンネルに送信してしまう仕様のシンセが幾つかあるからである。その時点で、繋がっているシンセの音色が初期化されてしまう(厳密には初期化ではなく、[000] の音色に強制的に戻される)。

昨今は殆ど停電が起きなくなった。それなりの措置が講じられているのだろう。そして、仮に停電が起きても可能な限り素早く復旧させるようにもしてあるがため、停電は一瞬で済んだのだろう。

しかし、拙宅に於いてはそれが裏目に出た。停電直前の状態に戻すのに丸一日かかった。

Bose SoundTrue UL IE IP (FRT)

  • 2016.07.08 Friday
  • 23:23
自宅LANの一部が不通になっていた。メタル回線に重畳させているADSL、基地局に近いので下り20Mが安定して出る。NTTの基本料金とあわせても3,600円でお釣がくるというのはありがたい。自宅LANの不調については、のんびりと調べてみる。繋がっていないのはBlu-rayレコーダとMirrored Drive Doorsの2機だけだから。


さて、レッドアイ(※)を傾けつつ。
※トマトジュースとビールをイーブンでミックスさせるものであるから、小生でも作れる。でも、ビールの度数はせいぜい6%、予想はしていたけれども「全然酔えんぢゃないか!」。


昨年末にちょっと奮発してヘッドフォン(MDR-100A)を購入した。これこれ

以来、外へ出るときは必ずこれを頭に乗せていた。聴いていないときでも、首にまわすだけでちょっとしたファッションになる。だが、半年利用して難点が幾つか浮き上がってきた:

・リモコンでボリューム(音量)調整ができない
・外で使うには、やはりケーブルが長過ぎる
・暑い


「iPhone・iPod対応」と謳っていルヘッドフォンやイヤフォンは大抵、iPhoneやiPodに付属しているイヤフォンと同じ機能のリモコンがついているのだが、MDR-100Aのそれには真ん中のボタンしかついていない。つまり再生や停止、早送り巻き戻し、電話の着信対応はできるが、周りの騒音が場所によって大きく異なる外出先でボリューム調整ができないのは、思いの他、痛いことがわかった。

ケーブルの長さについてはユーザによって評価が異なると思う。女性はバッグやポーチにiPhoneを入れているようなので、この長さは寧ろよいのかもしれない。しかし、小生はGパンの左の前ポケットに入れている。右前はキーホルダー、右後ろは財布で、重さがちょうどいい塩梅なのである。

脱線した。MDR-100Aのヘッドフォンはレフトからラインが出ている。そうすると、左の耳から左の前ポケットまでの距離をケーブルが繋ぐことになり、「ピアノの88鍵」よりも長いケーブルは「余る」。但し、これは小生の使い方に起因するものであり、製品やメーカの問題ではない。

最後の「暑い」はこの一ヶ月で痛感。これもオーバーヘッドで耳を覆うタイプであればどのヘッドフォンでも生じる問題であり、この機種固有の問題ではない。逆に、冬ならば暖かいというメリットになる。



とはいえ、この三つの難点は小生にとって辛いものであり、インイヤータイプ(イヤフォン)に戻すことにした。けれども昨今、音をウリにするものは殆どがカナル型である。小生は綿棒で毎日、耳掃除をしているのだが、iPhone付属のイヤフォンですらすぐに耳垢を溜めてしまう。したがって、タイトルの製品に落ち着いた。これ

BASE2.jpg

小生にとって初めてのBOSE。クルマで音楽を楽しむ人やオーディオマニアと称する人の間では評価が高いブランドであるが、音楽の作り手の間ではさほど話題に上がらない。それでもこれはカナル型ではない。数日使ってみたが全く耳垢が溜まらない。軽く耳に当てるタイプであるからなのだが、それでは耳からすぐに落ちてしまうので他のイヤフォンにはみられないチップがついている。

小生の耳に当てたところ:
BOSE.jpg

簡単に装着できて且つ、落ちない。人間の耳の形状を相当研究したのだなと感心させられた。音も悪くない。MDR-100Aと比較すると対応音域が狭いようであるが、これは致し方ない。

なかなかの製品であり、よい買い物をしたと満足している。ところがこの商品、価格.comやAmazonのユーザーレビューでの酷評が多いのである。批判点は「タッチノイズが大きい」というところに集中している「カナル型ではないのに、タッチノイズが大き過ぎる」。

……、アホかいな。耳から落ちないようなパーツがあるということは、人体との接着面積がそれなりに大きいことに他ならない。形状を見れば、それがカナル型のそれよりも大きいことは明らか。このイヤフォンをすると、軽く口を開けたり閉じたりするだけでも筋肉の動きの音が伝わってくる。

このピースを外して試すとよくわかる、スカスカの音しか聞こえてこない。即ち、この製品は人体をも音を再生するためのパーツとしているのであり、それが故、これだけの性能を発揮できているのである。人体がパーツの一部である以上、それに接続しているケーブルも「人体」となる。ケーブルが何かに振れたりぶつかったりすると、それが伝わってくるのは当たり前「子どもの頃、糸電話で遊ばなかったのかい?」。

小生はこのイヤフォンが気に入った、無知な人の戯れ言は無視するだけである。

MDR-100A、続き

  • 2015.12.12 Saturday
  • 21:03
二つ下のエントリの続き

Sonyから送られてきたステッカー:
ステッカー.jpg

悪くはないんだけれども、オリジナルの「無地デザイン」を尊重したいので、イヤーカップに貼ることはしない。

jack.jpg

MDR-100Aのヘッドフォンケーブルは着脱式。ヘッドフォン側は4極。よく見ると、ジャックに突起があるのがわかる。単に刺すだけではなく、妙な捻れを起こさせないためと思われる。

ケーブルは2本、付随してくる。リモコン付きとなしと。
ヘッドフォン側はどちらも4極だが、音源側はリモコンなしが3極、ありが4極。

ヘッドフォンケーブル.jpg

少々見辛いのだが、2本のケーブルとともにiPhoneに付随しているヘッドフォンマイクも並行して置いてみた。
10cmほど長い。フルスケールのピアノの鍵盤よりも長いというのは、結構な長さ。絡まらないように平版処理されているが、逆にそうされていなければ文字通り「手に余る」。

MDR-100A

  • 2015.12.04 Friday
  • 22:36
ネットをうろついているときに出会ったバナー:
1934556_1.jpg

「銀行(系)カードローン」とは柔らかい響き。プロミスやらオリックスやらが出てくる。前者は三井住友系列で、後者はオリックス銀行。安い金利(年利)で3.0%、高いところでは17.8%とある。普通は高い金利から始まる。

クレジットカードの引き落としに間に合わせて「17.8%」なんてところから借りると、行き先は一つしかない。


さて。

MDR-CD900ST_100A.jpg

右が本日届いたもの、左は常時使っているもの。こちら
鍵盤の上で撮影したのは、色の度合いをわかりやすくするため。

メーカーサイト:
左:MDR-CD900ST
右:MDR-100A

メーカー小売り希望価格(ソニーストアでの価格)は夫々、18,000円と21,880円(ともに税別)。
MDR-100Aのこのデザインは、革命的である。左のCD900STと比べると一目瞭然。本来はブランド名の入るところ(耳に当たるところ、イヤーカップ)に何もプリントされていない。ヘッドバンドに微かに [SONY] とあるだけ。最もアピールできるところに何も施さない。これは製品に相当な自信を持っている現れであろう。革製のバッグにしても [VUITTON] のマークの有る無しで価格がまるで変わってくる。ここに [SONY] と入れると周りにアピールできることは明らか。ましてやスマートフォンでの利用をも想定しているのであるから、宣伝効果も絶大な筈である。

だが、何もない。有名なヘッドフォンブランドでここに意匠を凝らさないのは、小生が知っている限りこれ以外にない。

このヘッドフォンはMDR-CD900STと同じく、いろんな人がいろんなところでレビューしているので、小生如きが言を加えるに及ばない。それを承知で一言加えるならば、「MDR-CD900STより『聴きやすい』」。

KAWAIのSTAGE PIANOであるMP8IIで聴き比べると、確かにMDR-CD900STの方が細かなところまでチェックしやすい。だが、「楽しむ」となればMDR-100Aに分がある。ピアスをしていても耳が痛くならず、音もマイルド。このことはMP8IIで同じだけの音量を得ようとしたとき、MDR-100Aではボリュームを上げる必要があるところからもわかる。幾らかの調整を加えているのだろう。特にボーカル域が聴きやすい。

かといって、他の帯域が蔑ろにされているわけではない。西村由紀江のピアノアルバムを聴くと、指使いが見えそうなくらい。もっと高い価格のヘッドフォンもあるが、価格と音質が比例するのはこのモデルまでではなかろうか。5万円のヘッドフォンも世の中には存在する。だが、その辺りになると好みの音が出るかどうかで価値が決まる。

小生は初代DX7(248,000円/1983)のサウンドよりもKAWAI K1(99,800円/1988)の音が好み。

物理Delay

  • 2015.07.08 Wednesday
  • 20:33
「どうしてTHE PREMIUM MALT'S6缶パックが1,200円未満なのだ?」と訝しみつつも、迷わずレジへ。缶は「ザ・プレミアム・モルツ・フェスト開催記念缶」と特別パッケージ。5月初旬に行われたキャンペーン向けの商品らしい、なるほどね。こういう商品を仕入れてくれるスーパーの担当者さまには、感謝するばかり。

さて。

小生が初めて買ったシンセは「最大16音ポリ8パート」で定価99,800円だった(モニタースピーカーを二つつけてもらって10万円でお釣りを貰った)ということは何回か書いたが、今ならその半額程度で同時発音数が64を超えるものを買える。

[KAWAI K1] という小生のファーストシンセは4つのオシレータ(発信器)を組み合わせて音を作るという、倍音加算の流れを汲むものだった。オシレータの総数は32なので、一音色に4つのオシレータを使うと最大同時発音数は8、2つのオシレータだと16だった。任意の二つのオシレータでリングモジュレーションをかけることもできたが、出音が予想しづらく、毛色の変わったノイズの作成がせいぜいだった。

「4つのオシレータで8音ポリ」というのは、YAMAHAのDX21、27、100などと同じである(マニアックな人のために [9] と[11] を付記しておく)。これらの機種の場合は、
DX21.jpg
※DX21のパネルより

このようにオシレータの組み合わせをアルゴリズムという形で選べたのだが、KAWAI K1の場合は上の図でいえば8番の並列アルゴリズムのみである。だがYAMAHAがサイン波のみを使っていたのに対して、K1には256の波が用意されていた(DX11(=V2)では波は8種類に増えた)。しかし、基本的な音作りのコンセプトが異なる以上、どちらがよい悪いとは言えない。PCMの技術が電子楽器では利用できない段階だったので、「好み」である。

それでもDX21を持ち出したのは、デュアルモードという機能に触れたかったからである。線が細いとされていた(?)FM音源の弱点を補う機能で、二つの音色を重ねることができたのである。特にストリングス系統の音色で、同じ音色を二つ用意してピッチを僅かに変えることにより、実質的に一つの音色に8つのオシレータを使えた。勿論、そのときの同時発音数は4になる。

ここでやっと、ウチのPRIVATE STUDIOの話に入ることができる。

2015-07-08 16.13.18.jpg

本日、K1をもう一つ導入した。それまで使っていたK1のMIDI THRU端子からMIDI情報を流すようにし、本体のピッチを2セントだけずらした。DX21のやりかたと同じ。DX21は発売(1985年)時に133,000円もしたが、今ならK1を2台揃えるには2万円でお釣がくる。それでいてここが重要なのだが、「現在でも使えるサウンド」。

特にプリセットで最初に出てくる [Voice Ahh] は女性のコーラスを8ビットでサンプリングしたものであり、サンプリングされたと思われるA4を離れるにつれ、人の声とは程遠いものとなる。しかし、その粗さによる味は、現行のシンセサイザーでは出せないものである。二十年来、これを微かにピアノに被せるという使い方をしている。

[Voice Ahh] に使われているオシレータは2つだけなので、16音使える。アタックの緩やかなサウンドなのでピアノのバックとしては十分である。更に言えば、ピアノとして使っているMP8IIから一台目のK1にMIDI信号が届くまでに、[MM-16] [A-880] [Q-80] と、三つもの機器を媒介している。当然、発音の遅れが生じるが、それくらいでちょうどいい目的の音色である。而も、更にそこから一台追加している。言わば、MIDI信号の遅れを利用したDelayである。MP8IIと二台のK1のサウンドは、同じミキサーに流れ込む。

後はオペレータ(演奏者)の技量次第。

1%

  • 2015.06.23 Tuesday
  • 18:07
1988年の前半、小生は大検(大学入学資格検定試験)に合格するための勉強に力を入れつつ、「合格したらシンセサイザーを買おう!」と楽器屋を巡っていた。

前年にはRolandからD-50(238,000円)が出ており、前々年にはYAMAHAからDX7II(258,000円)が出ていて、初代DX7の機能をそのまま継承したDX7Sという廉価版が出てはいたが、168,000円だった。

予算は10万円ギリギリだったので、

・YAMAHA V2
・Roland D-10
・KAWAI K1

の三機種が候補だった。途中で初代EOS(YS200/100)が出たが、「FM音源4OP, 8音ポリ」はV2と同じもので、エディット機能を簡略化したものだった。

結局はK1を購入したのだが、同時期に爆発的に売れていたのはKORGのM1だった。248,000円。
「PCM音源16音ポリ、波形容量は4M、エフェクターとシーケンサー付き」
現在の基準からするとショボいが、音を聴いてびっくりの代物だった。少なくともその時点で、生の楽器音をここまで再現できる機種はなかった。D-50やK1もPCM波形を載んではいたが、ワンショットだけであった。だが、M1は全ての楽器音を全ての音域で再現(当時の感覚では)していた。

その後、M1は値下げされ、コンセプトを維持したままより高性能なマシンにとって代わられた。現在のMOTIFやFantomも「多くのPCM波形を素材に持つ」という点では変わりはない。

そして時は経ち、KORGから [Legacy Collection] というシリーズでM1のソフトウェア音源が発売された。4,980円という価格だったが、ソフトウェア音源をインストールさせるためのPCがなかった。そういうところへ、iOSアプリという形で [iM1] なるものが発表、販売され始めた。3,600円だが、今月中ならば2,400円。M1が初期の価格の1%である。

iOSアプリの価格としては少々高いが、朝日新聞を二年間購読することで貰えた「iPad 2」でも走る。MDR-CD900STでモニタリングしたところ、まさにM1そのもの。

自宅スタジオにはMU2000(EXに拡張済み)があり、iPad 2にはGarageBandをインストールしている。楽器音の数はMU2000に分があるが、GarageBandのサウンドの方が使える。Piano SoundについてはMP8II、ドラム系統はMU2000に入れたYAMAHAのプラグイン(PLG150-DR)、ストリングスやブラスその他の楽器音についてもスタジオ内の他の楽器でまかなえる。KORG製品はNS5Rだけだが、これでM1の代用をしていた(DX7はプラグインのPLG150-PF*2、D-50はJV-2080で夫々代用)。

iM1は2,400円でiPadは安いものなら3万円台。大変有り難いが、機材に責任転嫁できなくなったという点で、クリエイターの端くれとしては怖い。

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