「読む」>「書く」、「聴く」>「話す」

  • 2016.02.17 Wednesday
  • 05:15
最近よく出てくるバナー:
1899483_2-1.jpg

「銀行カードローン」聞こえはいいが、審査は系列のサラ金もとい消費者金融が行っている。金利も消費者金融のそれと変わらない。抑、クレジットカード自体が銀行の短期貸し付けのようなもの。こんな「立替」に頼ると雪だるま→自己破産まっしぐら。


さて。


久々に語学(英語)のことを。
「『読む』『聴く』『書く』『話す』四分野のバランスのとれた能力の涵養を」と言われて久しく、「学校英語は役に立たない、使えない」とも。とりあえず後者に関しては「センター試験で9割取れたのか?」と問いたい。センター試験の英語は高2レベルであるので、学校英語で対応できる(ことになっている)。

そうして前者。結論から言えば、「そんなことは無理である」。以下、理由、

まず上記の四能力をインプットとアウトプットに分ければ、インプットが「読む」「聴く」でありアウトプットが「書く」「話す」である。蛇足になるが「聞く(ヒアリング)」に関しては即座に解決できる「補聴器を与えればいい」。

インプットとアウトプット、後者の方が明らかに難しい。どれだけ文法に間違いがなくとも「ネイティブはそういう表現や言い方はしない」と言われれば駄目だからである。アウトプットの方が難しいことは、漢字を思い起こせばわかりやすいかもしれない。「醤油」「躊躇」は誰でも読めるが、即座に書ける人は滅多にいない。

次にインプットの二能力である「読む」と「聴く」だが、後者の方が難しい。同じ文章を与えられたとしても、文字にされたものであれば時間の制限がない。辞書も使える。対して、音声の場合は話し手のリズムに合わせて理解せねばならない。

とすると、英文を与えて「これが読めるか」という試験は一番易しい試験であることになる。文法の穴埋め問題は「英文を読むときの基本的な規則を知っているか」というものであるので、更に易しい。「文法(問題)は単なるクイズで、英語の能力とは関係ない」と宣う人もいるが、無知の正当化に過ぎない。

「英語ペラペラ」という表現がある。滑らかに話している人は確かにかっこいいし、そのようになりたいという気持ちもわからないでもない。では、その能力から帰納してみる「話せるのなら、書けるはずである」。

綴り(スペリング)の間違いはあるかも知れない。だが、オノレが話そうとすることは文字化できる筈である。それはつまり、英作文である。

ここで「運用語彙」「受容語彙」の二つが出てくる。単語集で懸命に英単語を覚えている受験生がいるが、あれは受容語彙を増やす行為である。受容語彙とは見て意味がわかる単語のこと。英文を読むためには受容語彙が多い方がよいので、間違った方法ではない。しかし、これは運用語彙を増やす方法ではない。難しい読みの漢字ばかり並べられた本があったとして、読める漢字の量を増やす訓練と同じである。

運用語彙は受容語彙よりも圧倒的に少ない。加えて、受容語彙にない語彙は運用語彙には存在し得ない。

ここまで考えると、答えは自ずと出てくる「多くの英文(長さの長短を問わず)に触れること。一度だけではなく何度も何度も」。自然と口から出てくるまで、同じ英文を読み、聴く。運用語彙はそこで形成され、それは「書く、話す」となる。

「辞書を使いながらでも読むこと、できれば音読しながら。何度も」

これを実行したからといって「英語ペラペラ」になれるとは限らない。だが、「英語ペラペラ」の人は、必ずと言っていい、この過程を経ている。
コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

******

******

******

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM