母語

  • 2016.09.15 Thursday
  • 00:06
手許にあるのは、「詳説世界史研究」(山川出版社)である。高校の世界史の授業で使われるのは、これの「研究」が外れた「詳説世界史」。「研究」とついてあるだけあって、格段に記述が詳しい。ここに記述されているものを全て記憶すれば、大学入試などモノの数ではない。

守備範囲は五大陸、且つ、人類の有史以来というとんでもない広さである。勿論、アフリカの内陸国の詳しい歴史などは無理だが、国家間相互の関係、対立の原因などはほぼ網羅されている。

これだけの事柄を母(国)語で習得できるのは、他には英語ぐらいではなかろうか。たとえば、中国の歴史とドイツの歴史とでは史料で使われている言語が別物である。国語辞典と地図を用意するだけで、各地域の歴史を知ることができるのである。普通ならば、これだけのメリットを享受するために英語を習得する必要がある。日本語でも構わないのだが、外国語としての習得のし易さで言えば英語である。

社内公用語を英語にした会社や、講義を英語で行ったりしている大学がある。バカかと思う。

体心立方格子と面心立方格子の違いを母語(=日本語)で理解できるのである。これを英語で理解しようとすると、桁外れの時間が掛かる。偉大な先人たちの肩に乗っかって望遠鏡を使えば、個人ではとても見ることができないところまで見渡せる。

原語で学習したいという人を止めることはしない。好きにやってくれればいい。ただ、小生は先人の遺産を使わせてもらう。それだけである。
コメント
全くその通りですね。子供の外国語教育に力を入れている暇があるならまともな国語の読解力を持った人間を育てればいい。
ユニバーシティのほとんどの学部において日本語で学べる環境を先人が作ったというのに。その日本語ができない。
  • fun114
  • 2016/10/01 5:48 PM
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