有能な者は疎まれる(自民党では)。

  • 2016.11.17 Thursday
  • 22:32
朝日新聞デジタルより:
自民、政治男女均等法案に異論続出 「有能なら自力で」
藤原慎一、松井望美2016年11月16日21時37分

 自民党は16日の党の部会合同会議で、国会や地方議会の男女の候補者数を政党ができる限り「均等」にするよう努力を求める「政治分野における男女共同参画推進法案」について議論した。慎重派議員から異論が噴出。今国会での提出に向けた党内手続きはいきなりつまずいた。
 会議では、西田昌司参院議員が女性の社会進出が少子化を加速させているとの考えを背景に、「女性の社会進出で、社会全体が豊かになっているとは思えない。もっと根本的な議論をしてほしい」と主張。山谷えり子参院議員も「法律をつくることで、かえって男女の対立が生じてしまうのでは」として、時間をかけた議論を求めた。
 ほかにも「能力のある人は自力ではい上がる」「政党が自ら努力する話」などと立法化することへの疑問も相次ぎ、党内議論はやり直しになった。野田聖子元総務会長らが法案の旗を振るが、推進派議員の一人は「これが今の自民党の限界」と漏らすなど、慎重派の説得にはなお時間がかかる可能性もある。
 自民の推進派は、党内で了承を取り付けたうえで今国会に法案を提出し、男女の候補者数について「同数」を求める民進や共産などと修正協議を行う段取りを描いていた。このまま自民の党内手続きが止まったままになれば、安倍政権が掲げる「女性活躍」は看板倒れとの批判を招きそうだ。
 一方、民進の部門会議では、自民の手続きが不調に終わったことが報告された。党内では、「均等」の表現になっても法案成立を優先させるべきだとの声が強まっているが、民進は当面、自民の動向を見極める構えだ。蓮舫代表は記者団に「(自民内での)反対の意味がわからない。私たちと違う考え方をお持ちの伝統的な政党だ」と批判した。(藤原慎一、松井望美)

※フォント赤色は小生による

では尋ねる:
「アベやアソー、イシハラその他多くの政治屋(特に自民党)は、オノレの能力で現在の地位のいるのか?」。

韓国の学歴主義が批判されて久しい。これは教育社会学で「後発効果」と呼ばれる現象である。出自を問わず、本人の実力のみで判断するという近世になって確立された考え方を適用すると、試験が全てになる。福澤諭吉は「学問のすゝめ」で「天は人の上に、人の下に」と尤もらしいことを宣ったが、自分の娘の結婚相手には武家であることを要求した。また、日清戦争についても「悪友と手を切る」として熱烈に支持していた。脱亜入欧論。

女性の有能さを認識しているからこそ、法での保障に及び腰なのだ。そして、遅々として進まぬ天皇の生前譲位。有識者会議が設置されたが、面子からして終わっている:

石原信雄(元内閣官房副長官)
今谷明(帝京大特任教授)
岩井克己(ジャーナリスト)
大石眞(京都大大学院教授)
大原康男(国学院大名誉教授)
笠原英彦(慶応大教授)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
園部逸夫(元最高裁判事)
高橋和之(東大名誉教授)
所功(京都産業大名誉教授)
平川祐弘(東大名誉教授)
古川隆久(日大教授)
保阪正康(ノンフィクション作家)
百地章(国士舘大大学院客員教授)
八木秀次(麗沢大教授)
渡部昇一(上智大名誉教授)


この面子で会合を行ったとすれば、結果は自ずから明らかとなる。最近、メディアで「官邸の意向」という言葉を見なくなった。一緒にメシを食っている人間に「それを書くと、メシに誘わないぞ」か。

 天皇は万世一系で続いている。人間個人としては亡くなられても民族や国民にとっては永世の象徴だ。陛下は(被災地など)外に出かけられ大変ありがたいが、肉体的、精神的につらく、ご自身が定義した役割を果たせないから退位したいというお考えはおかしい。「民安かれ」と祈っていただければよい。
 (おことばは)憲法違反に限りなく近く、負担軽減のため摂政を置けばいい。世論は天皇がお疲れだと同情するが、その先のことを考えていない。


これは会議後の平川祐弘のコメントである。天皇は万世一系?こういう考えの持ち主が「有識者」に含まれるのか?単なる「アベ識者・支持者」に過ぎない。アベに集められた面子だから、当たり前といえば当たり前である。

この件については特別立法で対応しようとするような動きがある。これは明らかに憲法違反である。

皇位は世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。(日本国憲法第二条)

素直に読めば、皇位の継承は皇室典範でしか規定できないことになる。特別立法での規定は無効である。だが、アベは昭和初期の天皇制を目指しているので、皇室典範を変更するような主張をするであろう人物はあらかじめ排除して「有識者」を集めた。

NHKの経営委員会と同じである。これらはアベが崩れれば総崩れになる。よって、攻撃点も明確である。現在は個々人がWebで情報発信できる。マスではないメディア(媒体)でも束になればマスを超える。

女性の社会進出にせよ天皇の生前譲位にせよ、立場に関係なく声を挙げ続けるべきであり、それこそがあのバカを首相の座から引き下ろす確実な手法である。
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