無事是名…

  • 2017.04.24 Monday
  • 17:35
ウィズダム英和辞典による、[pierce] の説明:
pierce.jpg

「突き刺す」ものなので、耳朶をはじめ身体につけるモノでも、一般には先が尖っている。だが、そうするとオーバーヘッド型のヘッドフォンを使うときに支障が出る。突き刺した先の部分が耳朶の裏の皮膚を更に突き刺すことになり、痛い。そういうワケで「立爪ピアス」を使っている。こんなの:
piercing-nana_lsi3_2.jpg

なかなか快適である。


さて。

昨日、京都在住の工学部時代の旧友が遊びにきた。拙宅アパートの最寄り駅に降りて一言「何もないところだな」。続いて「それがいいな」。茶店どころかスタバもドトールもない。ファミレスもない。但し、犯罪もない(聞かない)。夜になると町が死ぬ。大阪梅田へのアクセスタイムも50分程度。運賃の高いのがキズだが、治安と環境の良さや子育てのしやすさとバーターできる。

「何もない」とは、実は大きなメリットなのである。情報伝達網がこれだけ発達すれば、端末さえしっかりしていればよい。LTEの回線速度は常時20MB(下り)出る。実書店がないのはかなり痛いので、これだけはなんとかならんかと思うのだが、それ以外で大きな不満点はない。診療施設も皮膚科以外は一通り揃っている。歯科などはあり過ぎて、一つが潰れたくらいである。

他方、ここの自治体の南部は再開発とやらに懸命である。従前の古い施設群を撤去したのはよいが、跡地をどうするかで揉めている。「何かを造(作)らねばならぬ」という強迫観念でもあるようで、「どうやったら賑わいを創出できるか」という不毛な議論が市議会で行われているそうな。

「何もなくていいじゃないか」。

更地にしてサッカーでも野球でも、使いたい人が使いたいように使えばいい。だが、「ゴミが散らかったら」「事故が起きたら」「不良のたまり場になったら」。

今でも市内の公園には、事故が起きても市は責任を持ちませんというような看板が出されている。「んなモン、当たり前やんけ!」と小生は思うのだが、事故が起きたときにとんでもないことを言い出す輩がいるのだろう。

更地にするのではまずいという考えを助長しているのが、地価というものである。市内中心部であるので公示地価は高いのだろう、高層マンションでも建設すれば高い収益が見込める。そうであればこそ複合商業施設を造り、地価相応の「賑わい」を作りたいらしい。しかし、「それは無理です」。

嘗てはNAVIO阪急と呼ばれ、HEP NAVIOという名称を経て阪急メンズ館と名前を変えた施設を見ればいい。大阪市北区の阪急梅田駅直近のビルであるにもかかわらず、1階から最上階まで店員以外の人と出会わずにエスカレーターを使って巡回することができる。立地は西日本で一番、運営主体も阪急というトップブランド。阪急なので大阪だけでなく、京都線・神戸線・宝塚線それぞれの沿線も集客エリアである。それでもうまくいっていないのであるから、沿線の自治体が再開発をしたところで成功するはずもない。

「何もないところ」はそれだけで魅力があるのだが、政治屋の発想は民間のそれより40年遅れている(東京五輪に札幌の冬季五輪誘致、大阪の万博誘致)。イタリアのマルコーニが無線電信の技術を確立させてから二百年余。相手が眼前にいなくても意思疎通する技術が発展してきた。だが、目の前にいなくてはならんらしく、よって新幹線誘致があちこちで行われている。

どう考えても新幹線の通る場所ではないことが、小生の住む自治体の救いである。無論、空港もない。

「何もない」それがいい。
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