「高等教育の無償化」?アホか。

  • 2017.10.18 Wednesday
  • 17:45
昨夜、拙宅にカメムシが忍び込んだようで、それはそれは臭い匂いを放ってくれた。和室スタジオの機器類は常に熱を発しているので、虫には居心地がよいのだろう。だが、あの臭いには耐えられない。窓を開け放ったのだが効果なし。発臭源を除去するのが最も有効なのだが、そいつがどこにいるのかわからない。少し思案して、今度は部屋を閉め切って空気清浄機をぶっ放した。数分で解決した。空気清浄機は七年近く使っているのだが、具体的な効果を初めて実感した瞬間だった。

さて。

自民と維新、その他保守系政党がが憲法改○に当たって「高等教育の無償化」と宣い出した。「経済的な理由で教育を受ける機会が損なわれてはならない!」と叫んでいるが、「そんなん、当たり前やんけ」。

彼らが言うところの高等教育とは、大学や専門学校を指すらしい。その下に「高等学校」という教育機関が存在するのだが、現在、この名称を持つ組織で「高等」な知識の伝授の行われているところはほんの一握りに過ぎない。東大生や京大生、或いはそこの卒業生は畏怖されることがあるが、それらの大学の入学試験では高校で習得することになっていることの一部からしか出題されない。たとえば英語では、難解な単語の意味を問うような問題は出題されない。下線部訳にそのような単語が含まれていることもあるが、それは前後からの類推能力を問うているのである。数学にしても「三角関数の加法公式を証明せよ」と基本に立ち返る問題が出されたり、円周率の定義がわかっているかどうかを問う問題が出されたりしている。

その一方、新入学生にアルファベットや四則演算の仕方を教えている「大学」も存在する。誰が見ても高等教育とは程遠い。それならば、まずやるべきは国公立大学の授業料の低減であろう。入学金と授業料のアップを毎年交互に実施し、自宅から大学に通ったとしても四年間で400万円は掛かる。自宅外だと、それ以上。田中角栄が変なことを言い出す前は、年間12,000円だったのである。物価変動を考慮しても、現在の物価にして4〜5万円程度である。

第二十六条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
○2 すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。


アルファベットや四則演算を教える大学は、この条文に鑑みるとそれなりに存在意義があるものと認められる。この条文の第二項「すべて国民」は、「行政」に置き換えられる。議院内閣制の内閣は国会議員選挙に依り、それは「すべて国民」の参政権行使の結果であるからである。

「経済的な理由で教育を受ける機会が損なわれてはならない!」とは「経済的な理由で教育を受ける機会が損なわれている人たち」がいることを認めていることに他ならず、それは行政の不作為そのものである。それを放置して何が「無償化」だか。
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