避難所初体験

  • 2017.10.23 Monday
  • 20:23
「こんな機会は滅多にない」と、昨夜、喜んで近場の小学校へ向かった。台風の直撃、警報の種類は大雨だったか洪水だったか。

避難警報.jpg

この緊急速報の入ってきたのが、17時30分頃。拙宅アパートはハザードマップや建物の作りから考えても天災には強く、備蓄食糧や情報収集の点でも自宅に留まっておいた方がよいことはわかっている。ただ、昨夜は事情が異なった「衆院選の投開票日」。役所の職員の多くが選挙関係の仕事に駆り出されているはずであるし、本来は避難所に指定されているところの多くが投票所になっていて、避難所としては使えない。上記の速報でも、避難先に指定されているのは小学校ばかりである(黒川公民館は地域柄、仕方がなかったのだろう)。基本的に投票所とは重なっていない。

日頃の避難物資は足りているのかもしれないが、避難場所は普段の半分、職員も足りない。「こんな機会は滅多にない」と小生が思った所以である。

傘を差してもさしたる効果もない中、小学校へ向かったのは20時前。職員の他には老夫婦が一組いただけだった。多目的室とされる体育館のようなフローリングの部屋。職員さんの一人が「公民館ならば和室が用意できたのに」。老夫婦は、「立つ」「座る」「横になる」といった体勢の変更すら自分一人ではできない人たちだった。職員の数は時間によって変動はあったものの、二人から五人だった。一組の老夫婦の世話ならば何ら問題はない。

電気ポットと紙コップ、粉末のお茶が用意されていた。部屋の中を見渡すと、長期戦に備えた物品も持ち込まれていたのがわかった。学校の教室であるから、実際に収容できるのは20人から30人くらいだと思われる。最初に思ったのは「これはコンセントの取り合いになるな」。殆どの人は携帯やスマートフォンを携行するはずで、そうであれば充電に対する需要も高まる。一例ではあるが、こういうものを避難所ごとの5,6個用意しておくだけで、随分と状況は変わるはずである。避難している人の安心は得られる情報量に比例するのだから。

全ての避難所の全ての部屋にテレビを用意するのは難しいと思う。ラジカセを用意してニュースを常時流すようにすればよいのかもしれないが、疲れて横になっている人のことを考えると、これも難しい。無論、役所が正確な情報を伝えることは必須で、そうであれば主要な全国紙を避難所に張り出すくらいの措置はすべきだし、近所の新聞販売店に事前に要望しておくことも難しくはない。

携行式充電器。小生はこれが大嫌いなのだがそれはさておき、これを避難所単位で一定数確保しておくことも可能かと思われる。あるいは市役所の本庁舎で充電したものを、派遣される職員に避難所へ持たせ、使い終わったものを回収するという手法もある。一つの避難所に特定の職員が付きっきりという事態になることを回避するためにも、職員による充電器の供給と回収という任務は有効である。そのときに避難所の状況把握・報告もできる。

……、政治屋はこういうところに目が行かないんだよな。小生が避難していた小学校に、状況を見にきた市議は一人もいなかった。市議は26人、小中学校の入学式や卒業式には分担して赴くくせに。
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